最近の日記の通りですが、新年明けてからはこんな売買を研究してました。
-強いセクターから銘柄を選ぶ。
-押し目で落ちてくるのを待つ。
-NYが暴落した翌日の寄付で買う。
-5~10%くらい上げたら利確。
で昨日は迷った挙句、買うのをやめてしまいました。その結果、新日鉄は始値から終値まで45円の暴騰。うーむ。
今の私の売買技術であれば、間違いなく取れた値幅です。でも買えなかったのは何だろう、と考えました。
1つは、2日前に同じやり方をして損切っていること。
それから、全体相場もまだ弱いだろうと予想していたこと。
要は、買うのが怖かったわけです。
でもそんなものは理由にしかなりません。改めて考えるべきは、リスクとリターンの関係です。
リスクは、寄付で買った後に株価がどんどん下がっていくこと。でもこれは、私は買いと同時に常に逆指値を入れて、一定額下回ったら損切るようにしているので、よくよく考えるとそれほどリスクとも思えません。2日前の損切り額だって、今日の上昇で十分お釣りがくる金額です。
それに比べ、リターンはかなり狙えると予想できたハズです。新日鉄はこのところ25日線を挟んで上下していますし、前日のNYダウは-300ドル超だったので、寄付時点では前日からかなりのGDが考えられました。寄付で売る人は売り切るハズだから、値幅もかなり行けるというのがこの売買方法の趣旨ですし。
売買技術があっても、それ以上に感情がトレードを狂わせてしまう。そんなことを思い知らされた1日でした。まだまだ精進の日々です。