日付が変わってしまった。米国株は日本の連休中、続落した(DJIA -139.41, NADAQ -13.51)。これだけでなく、為替が一時80円を割り込む円高となり、日本株全般(5月6日)も大きく下げた。東証1部では、上昇銘柄数が577に対して、下落銘柄数は957となった。騰落レシオは91.84%。
TOPIXも日経平均も下放れて始まったが、ほぼ寄引同事線となり、下げ渋りを見せた。TOPIXよりも日経平均の方が下げ、5月2日の上昇をほぼ帳消しにした。
日経平均ベースの予想EPSが4月25日の682円をピークに下げ始め、5月2日付では633円まで下げた。10年物長期国債の利回りは1.2%。日本の名目GDP成長率を1%と見積もり、日経平均のフェアバリューをざっくりと計算すると12,173円となる。
過去10年間殆ど成長していない事実に照らして、成長率をゼロと見積もると、10,210円となる。個人的にはこれが現在妥当な株価ではないかと思っている。つまり、日経平均では10,210円が当面の高値目途と考えることができる。5月2日に10,017円まで戻ったので、ほぼ目標を達成したか?
TOPIX -9 @856
日経平均 -145円 @9,859円