ビンラディン氏の死は、世界に(特に米国に)安堵を与えたことだろう。
ただし、タリバンという組織はフラットな構成のため、
トップがいなくなってもそれほど大きなダメージとはならない。
できればこのままテロ活動が収束に向かって欲しいが…
あまり過度な期待はしないほうが良いだろう。
むしろタリバンなどのテロ組織には物理的な攻撃より、
変化球の攻撃の方が有効(これについてはまた今度、気が向いたら)
さてドルやダウに関しては、ビン(過激派のボス)よりベン(過激の好きな議長)の方が影響が大きい。
そして今年は大統領選の準備year。
ベン船長がうっかりクイーン・エリザベス号の舵を誤ってダウをこけさせたら、
小浜社長の進退問題に発展する訳だ。(小浜社長の雷が!)
だから慎重にならざるを得ない。
(日本にとっては困った事でもあるのだけれど)
そろそろドルの一極安からの反転が起きてもおかしくないのだが、
ベン船長(いや、小浜社長?)が急激なドル高を容認するか否か。
私の結論は…もうお分かりだろう。
少なくとも今年いっぱいは穏便に済ませたいはずだ。
(ゆるやかなら大目に見るかもしれないが、急なら牽制するろう)
ただしドル安路線を継続しても、株高よりコモディティ高がきつくなってしまえば、
効果薄なんだろうけどね。
ちょっと脱線。
この前、イージーETFを一部売却し一息ついた。
クイーン・エリザベス号がこのまま航行するか、
アフリカ情勢の混乱が続けばこのまま続伸なんだろうけれど、
さすがにコモディティ高もどこかで一服するだろうと想定。
もちろんこれは想定。(想定と期待をごっちゃにしてはいけない)