フィギュアスケートの世界選手権上位選手らによるエキシビションが1日、モスクワで行われ、ロシアのA・スミルノフ、川口悠子ペアは「千と千尋の神隠し」で可憐に舞った。
川口は選曲の理由を「日本で辛い思いをしている方に、この曲はどうかなと選びました。少しでも前を向いてもらいたいと思います」と話した。
日本語の歌詞によるエキシビションは、東日本大震災の被災者を思いやってのものだった。
〝日本の曲〟はこれだけではなかった。銀メダルのロシアペア、T.ボロソジャル、M.トランコフ組は、「スーパー・マリオ・ブラザース」の曲に乗せてコミカルな演技で会場の笑いを誘った。