kfjさんのブログ
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福岡〜京都〜東京
26日から旅行に出かけている。
昨日までの二泊三日は福岡・京都,妻と一緒に展覧会巡り。途中新幹線の車内で「「銀婚式記念の旅行」ということにしよう」と理屈をつけることに決めた。福岡では,福岡市立博物館で「大北斎展」。写真の達磨は,北斎が58歳の時,パフォーマンスとして120畳大に描いたものの複製。
絵を描くのが好きで堪らない面白いおっさん,というのがよく伝わってくる。展示の構成が現代美術への北斎の影響という章から始めるなど,秀逸かつ良質な展覧会である。
京都では「パウル・クレー展」。実にアイディアの豊富な画家とほとほと感心させられる。美術館近くのセブン・イレブン前では,下品な口の利き方に加えゴミを放ったらかしにしたまま立ち去るケバい若い女性のグループに目を丸くしたが,美術館内にはその類を全く見かけない。なるほどな,と思う。
写真のシャクナゲは,京都・南禅寺の境内にて。
さて昨日午後妻と別れ,一人私は東京へ,5/9まで滞在予定。
定宿の潮見のホテル。以前は,韓国や中国からの団体旅行客で溢れていたロビー,今や閑散。か・ん・さ・ん。お気の毒としか言いようがない。
フロントのスタッフ,美形・Tさんは,私を個体認識してくれており,「今回,ご滞在が長いですから,お部屋の階とかエレベータに近い部屋とかご希望ありますか?」
グフフフ。(いかん,美味しいうどんさんの癖がうつってしまった)
(^_^)/
京都に来られたんですね。
ちょっと桜には遅かった。 (^_-)-☆
京都も、観光客が少なくて、観光地では閑古鳥が鳴いているようです。
外国からの観光客減少が一番きついとか・・・
コメント,ありがとうございます。
> 京都も、観光客が少なくて、観光地では閑古鳥が鳴いているようです。
京都でさえ,そうなのですか?!
いやいや,先ほど見ていたTVで,「外国人観光客が半減」(比較対象は聞き逃した)と報じていましたから,京都のような世界的に著名な観光地こそストレートな打撃になるのでしょう。
やはりお金を使える人が使うしかありませんね。
美形を見るとどうも心が揺らぐようですね。^^
そばには奥さまがいるんですよ。。。。^^
青春を感じるのは良いことです。
若さって何歳になっても良いものです。^^
おはようございます。
> 美形を見るとどうも心が揺らぐようですね。^^
ほんのちょっと,だけです。(笑)
関心銘柄が安値を付けてくる方が,はるかに心が揺らぎます。
(^_^)/
>福岡では,福岡市立博物館で「大北斎展」。
北斎いいですね。
平均寿命が60歳くらいの江戸時代に90まで生きたので作品も多く、
画号も30回くらいかえてるので、いまでも新発見の作品がたまに出たりします。
わたしは北斎の浮世絵や風景画より
挿絵や妖怪画、鶏や野菜の作品なんかが好きですね
夫婦水入らずってやつですねぇ。
手前も25年になります。
妻とは(かなりの)距離を置いてますので^^;、二人で旅行までには、程遠いようです。
年々‥遠く感じられるような(;^_^?
コメント,ありがとうございます。
確かに富岳三十六景などは名作ですが,あれだけで北斎の全貌はとても捉えきれませんよね。北斎漫画なんて何度見ても面白い。
今回個人的にとても気に入ってしまった作品は,ナマコだけを二つ三つ描いた扇子です。別に有名な作品ではないはずですが,「ほ〜ら,ナマコだけでも絵になるだろう,俺様の手にかかると」という北斎の自信溢れる笑顔が透けて見えてくるようでした。
コメント,ありがとうございます。
> 夫婦水入らずってやつですねぇ。
はぁ,まあ一応,偶々。でもさて,次回はいつになることでしょう? あるのやら,ないのやら。(苦笑)
私は基本的に旅は一人で出かける主義でして,例えば大変仲の良い友人男性の「一度東南アジアに連れて行って」というリクエストにも応じていません。
旅は一人旅に限りますよ,やはり。(^_^)/
> 年々‥遠く感じられるような(;^_^?
夫婦のありようは,そもそも個別的なものですから,これがいい,あれは悪い,というような言い方はそう簡単にはできないでしょう。
夫婦で芸術鑑賞、素敵ですね。
観光地は、外国人観光客が消えましたね。小樽の町も閑散としています。また、もとの活気が戻ってくるといいのですが・・・。
おはようございます。コメント,ありがとうございます。
> また、もとの活気が戻ってくるといいのですが・・・。
この間いろいろ読み,また考えた結果,日本は必ず復活するという確信をますます深めています。活気は戻ってきますよ。(^_^)/
>今回個人的にとても気に入ってしまった作品は,ナマコだけを二つ三つ描いた扇子です。別に有名な作品ではないはずですが,「ほ〜ら,ナマコだけでも絵になるだろう,俺様の手にかかると」という北斎の自信溢れる笑顔が透けて見えてくるようでした。
当時にはめずらしく貪欲なまでにさまざまな画法を学んだ「北斎」
70をこえて円熟した北斎は鶏、野菜などの身近なものも描いてます
「ナマコ」もこの頃の作品でしょう
いずれも、卓越した描写力
そして当時にしては珍しいモチーフ
「北斎」をわかっておられますな
おはようございます。
> 「北斎」をわかっておられますな
いやいや,きかん坊将軍!!さんこそ,なかなかの造詣。
m(_._)m