faichiさんのブログ

最新一覧へ

« 前へ175件目 / 全232件次へ »
ブログ

東京外国為替市場=ドル独歩安

28日の東京外国為替市場=ドル独歩安、FOMC通過で「あらゆる参加者がドル売りに傾斜」
 28日の東京外国為替市場では、ドル独歩安。FOMC(米連邦公開市場委員会)声明文公表後の流れを引き継いだ。ユーロ・ドルは1.4882ドルまで上昇し、09年12月8日以来の高値を付けたほか、豪ドル・ドルは1.0947ドルまで上昇、変動相場制移行後の高値を連日で更新した。午前7時以降、ユーロ・ドルは1.4772ドル-1.4882ドル、豪ドル・ドルは1.0852ドル-1.0947ドルで推移した。(いずれも午後3時現在)

 市場では「FOMCで金融緩和姿勢の維持が確認されたため、ドル売り・リスク資産買いの動きとなっている」(大手証券)との声が出た。28日の東京株式市場では日経平均株価が上昇。商品市場ではNY原油先物が時間外取引で高値圏推移、NY金先物は時間外取引で史上最高値を更新している。「投機筋に限らず、あらゆる市場参加者がドル売りに傾いている」(大手邦銀)との指摘も出た。

 ドル・円は81円62銭まで下落。午後には日銀の金融政策決定会合の結果が公表され、政策金利は市場予想通り0-0.1%で据え置かれた。一方、午前8時50分に経済産業省が発表した3月の鉱工業生産は前月比マイナス15.3%と市場予想のマイナス10.6%よりも悪かった。ただ、いずれも相場の反応は限られた。午前7時以降、ドル・円は81円62銭-82円28銭で推移した。(午後3時現在)
(加藤信之)

[ 株式新聞ニュース/KABDAS-EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2011-04-28 16:19)
コメントを書く
コメントを投稿するには、ログイン(無料会員登録)が必要です。