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今日の日経平均株価は? 4月27日
ポイント
ダウ平均株価の大幅上昇を受けて、今日の日経平均株価も高めのスタートになりそうです。ただし、ドル円が円高気味に振れていることが多少の重荷になりそうです。9,625円の近辺での寄り付きを想定しています。ザラバを大きく変動させる特別の理由はなさそうですが、前日に続き為替の動向から目を離せないようです。
米国マーケットを振り返る
ダウ平均株価は12時にかけて急速に上げ幅を拡げる好調な動きを見せました。午後に入ると上昇は止まりましたが、そのまま堅調さを持続して115.49ドル、0.93%高で終えています。
4月の消費者信頼感指数はコンセンサスを上回ったものの、2月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数や、4月のリッチモンド連銀製造業指数が予想を下回るなど、経済指標はマチマチでした。
しかし、フォード、スリーエム、IBMなど主要企業の好決算がマーケットを押し上げました。予想を大幅に上回る利益を発表したエンジンメーカーのカミンズ社が7.57%と急騰したのが目を引きました。
ザラバでの一段の上昇を牽引したのはインテルなどのハイテク銘柄でした。SOX指数(フィラデルフィア半導体指数)が1.59%と大きく上昇しています。
ただし、気になるのはマーケット心理を示唆するVIX指数の動き。午前中は低下が著しく、投資家が楽観的になったことを示しているのですが、午後に入ると上昇に転じています。
今日の日経平均株価は?
CMEの日経先物価格(円ベース)9,625円の近辺を、今日の日経平均株価の寄り付きのメドとしています。
ドル円が円高気味であることが多少の重石になりそうだと見ています。ただし、ザラバを大きく変動させる特別の要因はなさそうです。
今日は、3月の商業販売統計速報のほか、110余りの決算発表が予定されています。主なものは、資生堂、大阪チタニウムテクノロジーズ、シャープ、TDK、京セラ、アドバンテスト、ファナックなど。
注目は米株先物の動向。FOMCを受けたバーナンキFRB議長の会見を控えています。量的金融緩和の継続に対する楽観的な期待が米国マーケットを押し上げる要因の一つになっていますから、思いがけない展開があるかもしれません。
スターバックス、コノコ・フィリップス、ボーイング、コーニング、イーベイなどの決算にも注目です。
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