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スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)
米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)
が4月18日に「米国の長期格付けをAAAに据え置き、見通
しはネガティブに引き下げ」を発表。その理由として、
「財政健全化の長期計画をめぐり米議会で与野党が合意
できない可能性」が挙げられた。
今後、米国の財政健全化への道筋がこれまで以上に意
識されることになるが、オバマ大統領が4月13日に発表
した財政赤字削減計画を受けて、バイデン副大統領と民
主・共和両党の代表らが、合意形成に向けた協議を5月
初旬に開始する予定であり、動向に関心が集まりそうだ。
また、米財務省によれば、政府債務残高は5月16日に
現行の法定上限(14.3兆ドル)に達する見込み。上限が引
き上げられなければ、7月8日以降に債務不履行(デフォ
ルト)に陥るとの予想を示しており、議会が5月16日まで
に上限の引き上げを決定できるかどうかが喫緊の問題と
して注目されることになる。米ホワイトハウスは「財政
赤字削減と連邦債務上限の引き上げについて6月までの
合意可能」とコメントしている。
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