100年に一度の震災ならば

yuhsanさん
yuhsanさん

今回の東日本大震災は、100年に一度の大災害だといわれています。だから「いつ来ても安全な備えを!」などと、評論家は声をそろえます。阪神大震災のときも同じで、人は大災害に備えて行動したはずです。それでも結果はこの通りです。
このままでゆけば、日本は高さ20メートルの防潮堤で取り囲まれ、人は防護服を着て町を歩くようになりかねません。
阪神大震災のとき、原子力発電比率の高い関西電力は危ないからと、比率が低く管区に原子力を持たない東京電力株を買った人がいたらどうなっていたでしょうか?安全サイドが本当に安心かどうかは、分からないといったほうがよさそうです。
株式投資ではあまり不毛な議論に巻き込まれないで、100年に一度の災害に見舞われたなら「これから100年間大災害はない」と考えて行動したほうがいいのです。
とはいっても市場の空気は、災害後の二番底を恐れて、積極的に買い進む向きは少ないようです。でも二番底は、チャーチストが言っているだけで、4~6期こそ落込んでもその後は復興需要に支えられて、景気は上向くというのが大方の見方です。
そうなれば今の弱気相場はむしろ買いです。震災前の10,000円は早いのではと思っています。
私の現役時代は需要予測が仕事でした。過去のデータから将来にわたる変数を拾って需要を予測するのですが、あまり当たりません。変数を多く取り関数を二次、三次と上げていっても、当たらないことには変わりません。チャートは過去の事象を説明するのには適していますが、チャートを延長してもその通りにはなりません。チャーチストが言っている二番底にあまりこだわる必要はないのかもしれません。
ただ、物色の流れは変わりそうです。とりあえずは、大きく下がった銘柄を中心に買われますが、復興関連が本命です。穴株は「これから100年間大災害はない」と信じて、災害を大きく受けた会社ということになります。

4件のコメントがあります
1~4件 / 全4件
yuhsanさん
小法師さん
ご意見ありがとうございました。おっしゃるとおり日本列島に暮している以上、いつ大災害が起きるか分かりません。
日ごろから災害に備えておくことが大切ですね。
ただ株式投資には、今後100年は来ないと考えないと、投資する気は起こりません。
リーマンショックのときも、これから100年間は大丈夫と考えて行動しました。そう考えた人が生き残り、また起こると考えて売った人はやられています。
お言葉はありがたいのですが、生まれつきの楽観的な性格は直りそうもありません。
今は買い場と考えて行動しています。いずれ結果は出るでしょう。
yuhsan お早うございます。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%9E%E8%A6%B3%E5%9C%B0%E9%9C%87
貞観地震 - Wikipedia
貞観地震(じょうがんじしん)は、貞観11年5月26日(ユリウス暦869年7月9日、 グレゴリオ暦換算7月13日)に陸奥国東方の海底を震源として発生した巨大地震。地震の 規模は少なくともM8.3以上であったと推定されている。

これを見ると、100年に一度所か千年二千年に一度起きるかどうかの大震災が
今回起きたと思えます。
今後、こんな大きな地震はもう起きないと考えるのは、早計かと思います、
これだけ稀に見る災害だからこそ、収束するまでの期間も長期化するし、
今回は、津波による被害、原子力放射能洩れ被害まで発生し、
何が起きるか、どんな大波小波が警戒が必要でしょう、油断は禁物です。

株の世界でも、警戒怠らないことが大事かと思います。
yuhsanさん
島次郎さん
コメントありがとうございました。
正直言って、難しい相場が続いていて、なかなか方向性が出てきません。
こんなとき私は、目先の小波動は読めなくても、大きな相場の流れは読めると思っています。
今の相場はリーマンショックのときにつけた7,000円の安値から、ショック前の12,000円に向かって上昇している流れを見ています。
今回の震災で波動が少し荒れましたが、大きな流れは変わらないと見ています。さて、どうでしょうか・・・。
島次郎さん
鋭いご意見ですね。2番底があるとしたら、皆が強気になった時だと思います。今のように2番底懸念があるうちは、2番底やってこないと思います。
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