マズローの欲求段階説

坂本彰さん
坂本彰さん

アメリカの心理学者・アブラハム・マズローが
人間の欲求を5段階の階層で理論化しています。


マズローの欲求段階説と言われているのですが、
人間の基本的欲求を低次から


1 生理的欲求

2 安全の欲求

3 所属と愛の欲求

4 承認の欲求

5 自己実現の欲求


という順序に分け、1から5に動くにつれて、高い次元
へと移動していくことを定義しました。


他に欠乏欲求や成長欲求などがあるのですが、それは
省いて5つの欲求と株式投資について感じたことを
書いていきます。


基本的に株で儲けたいという気持ちは、5つ目の
自己実現の欲求になると思います。


最終段階に向けて人が歩んでいくわけですが、上手く
いかない時(下落時、急落時)2番目の安全欲求の
ほうが優先されてしまいます。


経済的安定性など、予測可能で秩序だった状態を得よう
とする欲求のことですが、お金を損するという行為は、
安全欲求と正反対なのです。


なので人は損が嫌ですし、例え含み損であろうと
悩んだり落ち込んだりしてしまいます。


克服法としては、


1 経験を積むこと

2 正しい銘柄選び

3 下落相場こそ優良株の買いチャンス


などがありますが、パニック相場であれば優良株で
あろうと割安株であろうと売られます。


その時に人間の基本的欲求と正反対の行動がとれるか?


にその後の成果が表れると私は思います。


安全圏では、勝率が低くなりますし、勝率、および
リターンの幅も小さくなっていきます。

 

http://saig.livedoor.biz/archives/2119841.html

 

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