中国預金準備率引き上げと東電
2011年04月17日
中国がCPIが5.4%となったことから市民から不満が出てくるのを抑えるため、預金準備率を20.%と高いものにした。金融引き締めを行う姿勢を見せた。最近では日曜日に発表になるようだ。市場では予想の範囲内であろう。これと、東電の工程表の発表で、今後の原発の見通しが少し明るくなった。農産物も元乳に続き、多くの産品で出荷制限の解除が行われ、非難区域の土壌の改良もされれば、また使えるようになる。これを市場がどう捉えるか、明日の上海、東京、香港市場の動きに注目だ。
[北京 17日 ロイター] 中国人民銀行(中央銀行)は17日、預金準備率を50ベーシスポイント(bp)引き上げると発表した。
引き上げは今年4度目で、昨年10月以降では7度目。
これにより、大手銀行の預金準備率は過去最高の20.5%に上がる。銀行から約3500億元(536億ドル)の資金が吸い上げられる見込み。
人民銀行のウェブサイトに掲載された声明によると、引き上げは4月21日から実施する。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK888387720110417