超円安に対応したポートフォリオの構築
株式市場は気迷い感の強い展開が続いています。
原因は糞管の野放図政策が所以あるなす。
増税なんて、経済に対し黙々的な輩の発言に目を疑うばかりであります。
G20において、日銀白川総裁や、野田財務大臣の
日本の東日本大震災の影響で一時的日本の景気後退が
あるがその影響が世界へ与える影響は無いと言うプレゼンス。
その後の影響を見極めが肝要です。
決定的なNK復興の根源たる要素は、G8『3/15為替協調介入』であります。
しかし、一両日に株価が経済が復興しません。
いわゆる、日柄調整(2番底形成の動き)である。
今後は景気の下ブレ(3月の景気ウォッチャー調査の
『先行き』はマイナス20.6ポイントと、調査開始以来、
最大の落ち込み)、業績の下方修正⇒配当減額(住友金属が好例)など、
実勢悪が顕在化するだろう。
工場被災に伴う特別損失の計上、機会喪失・
自粛ムードを反映しての売上高・利益の減少などがあって、
2011年1~3月期(第4・四半期)の東証1部上場企業の
決算は10兆円程度の赤字になる、と予想されている。
東日本大震災に関連した特別損失の計上は、
2011年3月期に終了すると思う。
しかし、電力不足の影響、景気の失速、
消費マインドの冷え込みのダメージが2012年3月期には
ボディブローのように効いてくるでしょう。
なにしろ、東京電力館内のGDPは日本のGDPの47%を占めている。
この結果、2011年度のGDP成長率はマイナスに転落、
上場企業の2012年3月期は2ケタ減益を余儀なくされるだろう。
2011年度の貿易収支は赤字になる。
こうした実勢悪を日柄(時間)をかけつつ、
株価は値固め(要するに、織り込む)を行う。
これが相場なのである。
もちろん、いたずらに弱気になる必要ない。
TOPIXの1株純資産は815円ある。
これが株価を下支えするだろう。しかし、上値は限定されるのである。
いや、短期的には株価下ブレのリスクが存在します。
それを理解することが投資の定法であろう。
なにしろ、100年に一度の金融危機(リーマン・ショック)に続いて、
1000年に一度の大災害である。
これを克服するのは簡単ではない。それに、3大悲劇
(大地震、大津波による人的・物的被害に加え、放射能の恐怖)
にもうひとつ加えて、“4大悲劇”と称している。すなわち、
4つ目は総理【糞管】の対応の鈍さである。
福島原発事故は明らかに人災である!!!!!!
投資作戦・戦術としては引き続いて慎重な対応が求められる。
ただ、2番底は1番底のように深くはない。
それに、足元は円安一服だが、
★中・長期的には猛烈な円安の時代が訪れる、と考えている。
換言すれば、株価の上昇。
★背景には、中国のGDP世界第2位の立場になった事によるものであります。
過去、40年間にわたる地政学的論理から導かされる数値であります。
もちろん、その場合の狙い目はグローバル企業、
サプライヤー・テクノロジー企業になるであろうと考察。
外国人は政府の無能ぶりにはあきれているが、
日本企業の強さ、実力を改めて評価しよう、
との動きを昨晩G20以降強めている。
要するに、彼らが注目しているのは世界的に
『なくてはならない企業群』でしょう。
アノマリー的来月は、変化月であるが恐れるに足らず!!!