kabukabumanさんのブログ
☆こう考えれば損切りは容易に出来ます!
以前「損切り出来ない方へ」というタイトルで日記を書きましたが今日はその続編です。
ロスカットではなく損切りという表現を用いるのは両者の間に若干相違点があるからです。
損切りの目的は資産の減少を最小限に食い止める為であることは言うまでもありませんが
売買する度に現金を受け渡しする訳ではないので金銭感覚が麻痺し易くなります。
その結果少しくらい株価が上下しても反応が鈍くなり
ついつい損切りが遅れたり怠りがちになる恐れが生じます。
マイルールを作って機械的に損切り出来る人はいいのですが
出来ない人は塩漬けの山を築くことになり兼ねません。
運良く塩漬け株が元値に戻ればまだ救われますが、塩漬け期間が長引けばそれだけ機会損失が増え
大切な資産運用に支障を来たすことになってしまいます。
そこでなかなか損切り出来ないという人は次のような考え方をされてはどうでしょう。
(説明を解かり易くする為に売買手数料や税金は無視します)
100円の株を10000株買うと購入代金は100万円です。その株が95円になれば下落率は5.0%ですが
95円から100円に株価が戻る為には5.3%上昇しなくてはなりません。
つまり株価の変動幅は同じ5円でも下がる時より上がる時の方が変動率が大きいのです。
そう考えると株価は下がるより上がる方が大変だということが解かります。
もう一つ、資金100万円で株を始めた人が50万円まで資金を減らした場合減少率は50%です。
しかし50万円の資金を100万円に戻す為には50%ではなく100%のパフォーマンスが必要です。
変動額は上下どちらも50万円ですが、率で考えれば50%と100%という大きな違いがあるのです。
この様に株価の変動幅を額ではなく率で考えると
損切りの重要性が改めて認識出来ると思います。
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『損切り』極めて重要ですよね。為替にいたっては損切りラインを浅く設定出来て指標前を手仕舞えば増えていくくらい重要、逆に指標や海外ニュースオタクになってチャートに張り付いてもこれが出来ないとほぼ確実にどこかで退場ですから重要だと思います。
私もいろんな人に『損切り』について話すのですが、出来る人はわりと最初からでき、出来ない人はどれだけいっても出来ないみたいです。
私はそこで、損切りについて『この場面でこのポジションを取ると損するって情報になった!という情報を買ったんだ!』と話すようにしたら損切り出来るようになった人が多かったです。
皆さんいろいろ工夫されてるんですね。参考になります。
仰る通りで個人投資家が生き残る為には資産を減らさない努力
即ちロスカットが最も重要だと思います。
株の売買で損切り出来ない人の心理は
「売った後で上がると嫌だから」
「ここまで辛抱したんだから今更売れない」
・・・・・だいたいそんなところだろうと思います。
しかし現実は下がる株はまだまだ下がり、上がる株はもっともっと上がります。
問題はそういう傾向があることを本人が自覚(実感)しない限り
何時まで経ってもロスカット出来ずに落ち込むことになるのだと思います。
『株価は下がるより上がる方が大変』ですね!「たら・れば」をなくすように鍛えたいです!
下げ幅1割ですか?1割下げると結構きついですね。
何かビッグなIRでも出ないと容易に戻りません。
だからと云って5%では何だかしょっちゅう損切りするみたいで
投資そのものが億劫になりそうです。
因みに私の損切りルールは個別設定にしています。
相場全体の流れによっても臨機応変に変更します。
平均的には5%~10%ですが長期の場合稀に損切りを無視することもあります。
しかし何だかんだ言っても結局は優柔不断ということでかすね(反省)