東日本大震災後に東京都内の百貨店などで、頑丈なアルミ製のカバンやレインコート、家庭用浄水器といった通常は動きの少ない商品や、季節外れの商品が好調な売れ行きをみせているそうです。
消費者による自己防衛の震災対策の表れのようです。
高島屋日本橋店では震災後、「ゼロハリバートン」のアルミ製アタッシェケースが前年の同じ時期と比べて約3倍の売れ行きとなっているそうです。
いざというときに持ち運べる金庫として使うため、購入されている傾向があるそうです。
同店では、梅雨入りはまだ先にもかかわらず、原発事故による放射性物質拡散への懸念から携帯型レインコートの販売数が約10倍になっているそうです。
放射能対策としては、濾過された水を貯水タンクから供給するウオーターサーバーや、家庭用浄水器も売れているようです。
ただ、浄水器やウオーターサーバーに組み込む浄水システムを提供する東レによると、塩素やカビ臭はとれるが、放射性物質の除去については性能評価の実績がないとのことです。
私としては、過剰反応のような気がしますが、どうなんでしょうね。