昨夜の地震、NYの動きを受けた、本日の相場が注目された。また、為替がどう動くことになるか、「懸念」していた。
結果は、いずれも、無かったかのような動きを見せた。為替も想定内の安値圏内で動いた。が、それらは、日中の話だった。
為替の全体的動きは、昨日から円高に動いていたが、反転して円安に。ドル85.5円程度、ユーロ122.5円以下、だったが、ヨーロッパ市場では高値更新となった。(ユーロ、ポンドが特に騰げている)
さて、今後の動きを憶測するに当たって、個人的な宿題を列挙する。
1 原油高騰の動きの理由確認。(リビア等の情勢、穀物価格等への影響を含む)
2 原発の安全性確保改善の現状。(地域性と各電力会社の株価)
3 以前に要注目とした業種等の動きとpics銘柄の整合性。
4 復興に当たっての現在抱える不安要素。
5 新年度に当たっての、基本的なスタンスの見直し。
と、書きながら多いなあとため息。自分の出来ないこともかなり多く見られるので、ネットを駆使すべきなのだろう。(我が家の古いPCも復活させよう)
株価に関係ない話。
・テレビで液状ミルクが報道された。常温保存パックのほ乳用ミルク。確かに紙パックのコーヒー牛乳(古い!カフェオレだナ)の保存期間は長い。(内部がアルミ箔張りなので雑菌が入らないから)
日本には基準が無くて製造されてないそうだが、さすが、フィンランド。福祉と危機管理が政府の重要課題となっている国らしい製品だ。緊急用として保存可能なんだから、今後の為に是非製品化して欲しい物だ。
・放射能汚染による野菜の出荷制限を一部解除。(これで、風評被害を防げるか、日本人の真価が問われる。)
同時に、米の作付け制限措置についても、大臣が言及し、補償対象であると明言した。
が、これが風評被害を防ぐためだということなのだが、果たして国民に理解されるだろうか。漁業補償と同じように考えて良いのか、財源を考えると、極めて困難ではないのか、という疑問はぬぐえない。また、もし本当にそうするなら、原発関連での補償額から、東電及び国の信頼に関わる事態にまで発展する可能性があると考える。(地震保険では、液状現象による建物の補修は、ホショウ外となる可能性まで報道されているくらいなのだから)
・自己責任論を無しにするような論議を突き詰めると、原発関連での株主の大損害は、誰がホショウするのか、と言うこともなりうるわけだ・・・・。(特に、株主で被災者が、株取引ができなくなって損害を被った場合。)
この議論は、日本の過去の農政での責任論と絡む問題とも言えるのでは。(農家の所得ホショウ、貿易自由化の政策、農業への企業参加など)
いろいろ考えさせられる事態になったなと、あらためて驚いている。(マスコミ論はまだまとまらないし、・・・)
