8411みずほFG株は東北地方太平洋沖地震によって大暴落しました。
3月15日に117円の安値を付け、現在少し戻した状況です。
地震だけではなく、システムトラブルがあったことも株価の上値を押さえる要因となっているようです。
チャート的には1月の高値、2月の高値、3月の高値が三尊天井(ヘッド&ショルダー)のような形になっていましたので、地震の前に売り逃げした投資家も多かったのではないでしょうか?
そして急落後、150円付近まで一旦戻すのですが、東京電力福島第一発電所の問題が長引く事で売りなおされた形となりました。
9501東京電力株をみずほコーポレート銀行が1.7%持っていますので、その影響もあるのではないでしょうか。
それと、みずほFG株の信用取引の買残が多いのも頭が重い原因です。
では、今後どうなるのかと言う事が気になります。
予想PER(連結) 5.1 倍 PBR(連結) 0.22 倍 予想配当利回り 8.49 %
4月8日のみずほFGの数字ですが、魅力的に見えませんか?
特にPBRの0.22倍は非常に魅力的です。
PBRは解散価値を表した数字です。 PBR1倍で会社を解散すれば手元には何も残りません。 しかし、0.22倍で解散すれば多くの現金が残ると言う考え方です。
公共性がある会社なので難しいと思いますが、お金があればみずほFGを買収して解散させると大金持ちになれます。
海外の金融機関が買収しにきても何の不思議もない株価です。
そんな事から下値は限定的ではないかと考えます。
チャート的には地震直後が一番底、今(4月8日)が2番底付近のような感じです。
これからも東京電力の問題がしばしば出てきて頭を押さえると思いますが、方向性は上だと思います。(時間はかかります)
まずは140円台に乗せられるかどうか、そして150円は重そうですが抜ければ当然買いです。