カゴメは、2011年3月期連結決算で、東日本大震災の被害額などで、36億円の特別損失を計上するそうです。
栃木県と茨城県にある野菜飲料などの2工場が壊れた被害12億円のほか、保管していた在庫の荷崩れなどでも損失が出たそうです。
同時に純利益は前年同期比40%増の42億円から同26%減の22億円に下方修正したとのことです。
また、東京電力株など株式市場の低迷で、前田建設工業やハザマなど、有価証券の評価損を2011年3月期決算に計上する企業が、相次いだようです。
前田建設工業は38億円を、ハザマは7億円の損失をそれぞれ計上し、東電株を中心に保有株の大幅な下落を反映させる必要に迫られたようです。
電力会社向け機器のエナジーサポートも9千万円の評価損が出るようです。
これから続々と震災の被害額が発表されるでしょうし、評価損を計上する企業もまだまだたくさん出てくるでしょうね。