菅総理が被災地を訪れた際に、赤いランドセルを見つけ、
「何とか直人がくれたのかと思った」
と冗談を言ったと日経新聞が報じている。
どうやら被災した小学三年生の女子児童のランドセルを指して言ったらしい。
どちらにしても首相という立場で、不謹慎極まりないと思います。
今回の視察も、どこか物見遊山の気分で、所詮パフォーマンス色全開だったのでしょうね。
菅首相、陸前高田市の避難所を視察(youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=nHt1Q77WtuI
首相、被災地を視察 放水部隊に「絶対負けない信念で」
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C93819481E2E0E2E3E58DE2E0E2E6E0E2E3E38297EAE2E2E2
菅直人首相は2日、東京電力福島第1原発の事故対応の拠点である福島県内の「Jヴィレッジ」を訪問した。自衛隊や東電幹部らから作業の報告を受けた後、首相は屋外に整列する東京消防庁隊員や陸上自衛隊戦車部隊、放水冷却隊をそれぞれ激励した。放水部隊には「見えない敵との戦いだが、絶対に負けないという信念で戦っていただきたい」と呼びかけた。
東電や協力会社の社員らには「大変な作業に感謝する。福島第1原発を何としても抑え込み、わが国が地震や津波も含めて打ち勝ったというところまで頑張らないといけない」と語った。
これに先立ち、首相は東日本大震災に伴う津波で壊滅的な被害を受けた岩手県陸前高田市を視察した。避難所では被災者から「仮設住宅に早く入りたい」と求められ、「場所をどうするか決め、できるだけ早くする」と答えた。赤いランドセルを見つけた首相は、昨年末に「伊達直人」を名乗る人物が全国の児童施設にランドセルを送ったことを引き合いに「何とか直人がくれたのかと思った」と冗談も飛ばした。
首相は同日午後、帰京した。首相が被災地を訪れるのは大震災翌日の3月12日朝以来2回目。