日経平均は本日9,800円を一時的に回復しました。
これをもって震災による大幅な下落からの最初の短期的な
リバウンドが達成できたと判断しても問題はないと思います。
日経9,800円台は200日線やその他重要なポイントが重なった
価格帯となっているため、ここを抜けるのは容易ではないはずです。
ただし、本日の高値の取り方では天井と言うには
少し弱いと感じますので再度9,800円台半ばまでの高値更新は
ありえるかもしれません。
今後の方針としては
ここからはいつ2番底への動きが始まってもおかしくないと
思われるので、天井をつけたことを確認することが最重要課題だと
思っています。
自分の場合、先週仕込んだ先物買いに関しては本日決済し、
日経9,800円でどてん売りとなりました。
天井をつけたことを確認出来次第、本格的に売り増しを行う予定です。
ちなみに、日経1万円の大台回復達成で売り撤退とします。
為替に関しては、超長期的なレベルでの円安への切り返しが
始まったと判断しています。
ドルに関しては少しタイミングが早かったものの
予定通り80円を割ってからの切り返し。
ユーロに関しては1月の時点で底を売ったと判断していましたが、
ここに来てより明確になったと感じます。
年後半には円安基調がより鮮明になってくると思われるので、
日経平均に関しても相当な高値を目指して行くのではないかと思っています。
夏前は現物の絶好の仕込み時になると感じています。