大引け
■日経平均:9708.39(▼46.71)(▼0.48%)
■TOPIX:862.62(▼6.76)(▼0.78%)
■売買高:26.8484億株
■売買代金:16491.27億円
■値上がり銘柄数:269
■値下がり銘柄数:1340
■日経JQ平均:1232.13(△2.21)(△0.18%)
■マザーズ:456.55(▼3.68)(▼0.8%)
■ドル円:83.53-83.59
■ユーロ円:118.38-118.41
今日の東京株式市場は続伸して始まった。昨日の米株式市場は指数によってまちまちの動きだったが、投資家の買い意欲は強く、東京株式市場はやや買いが先行した。寄り前に発表された日銀短観(3月調査)は震災の影響をあまり織り込んでいないとみられ、株式市場への影響は限定的だった。日経平均は2円高で始まった後、一時50円高まで上げ幅を拡大したが、その後マイナスに転じた。福島原発の事故処理が進まず、震災の影響による企業業績の下方修正も出始めており、やや警戒感が強くなった。ただ、56円安まで下げた後は下げ渋り、前日終値近辺での推移となった。外為市場で円安が進んだことが株価の下支え要因となった。
後場に入って、日経平均は一時66円高まで上げ幅を拡大する場面があった。アジアの株が堅調なことや、外為市場で一段と円安となったことが買い安心感となった。昼休みに、読売ニュースで、福島第1原発の2、3号機で本格的な冷却システムの一部が復旧するめどがたったと報じられたことも買い要因となった。しかし、週末ということもあり上値を追う動きとはならず、その後は概ね前日終値近辺での推移となった。今晩、米国で発表される3月の雇用統計などの経済統計を見極めたいとする向きもあり、引けにかけて買い見送りムードがやや強くなった。
日経JASDAQ平均、マザーズ指数は上昇して始まったが、その後、両指数ともマイナスに転た。後場は日経JASDAQ平均がプラス圏、マザーズ指数はマイナス圏で概ね小動きとなった。
■東証1部売買代金上位(株価:円)
東京電力:449円(▼17円)(▼3.65%)
本田技研工業:3050円(▼75円)(▼2.4%)
三井住友FG:2601円(△15円)(△0.58%)
三菱UFJ FG:390円(△6円)(△1.56%)
トヨタ自動車:3355円(△5円)(△0.15%)
ソフトバンク:3290円(▼30円)(▼0.9%)
みずほFG:137円(▼1円)(▼0.72%)
三菱商事:2324円(△15円)(△0.65%)
国際石油開発帝石:658000円(△27000円)(△4.28%)
日立製作所:426円(▼7円)(▼1.62%)
■東証1部上昇率上位(株価:円)
日本鋳鉄管:256円(△44円)(△20.75%)
アーク:119円(△16円)(△15.53%)
アドバネクス:87円(△9円)(△11.54%)
住石HLDG:147円(△15円)(△11.36%)
ダイワ上場投信―東証銀行業株価:125円(△11円)(△9.65%)
日特建設:222円(△18円)(△8.82%)
太平洋セメント:152円(△12円)(△8.57%)
理研計器:752円(△58円)(△8.36%)
住友精化:463円(△32円)(△7.42%)
エーアンドエーマテリアル:106円(△7円)(△7.07%)
■東証1部下落率上位(株価:円)
山水電気:2円(▼1円)(▼33.33%)
国際航業HLDG:318円(▼64円)(▼16.75%)
NISグループ:8円(▼1円)(▼11.11%)
コープケミカル:114円(▼14円)(▼10.94%)
東京都民銀行:1004円(▼76円)(▼7.04%)
ホクシン:148円(▼11円)(▼6.92%)
ハリマ化成:566円(▼38円)(▼6.29%)
ヤマウラ:226円(▼15円)(▼6.22%)
日本配合飼料:92円(▼6円)(▼6.12%)
エコナックHLDG:31円(▼2円)(▼6.06%)
■1部業種別騰落率上位
鉱業:△3.85%
石油・石炭製品:△1.68%
不動産業:△1.37%
卸売業:△0.27%
銀行業:△0.19%
■1部業種別騰落率下位
パルプ・紙:▼2.93%
電気・ガス業:▼2.7%
空運業:▼2.54%
その他製品:▼2.38%
証券業:▼2.06%