7267ホンダが地震と津波の影響で一時生産を中止していた工場を4月11日から再開するそうです。
ただ、一部の部品の供給が不安定な為、本格的な稼動ではないようです。
でも、一筋の光明が見えたと考えるべきだと思います。
地震後ホンダの工場は全く車を作れない状態が続いていただけに、一歩前進と言ったところでしょうか。
他の自動車メーカーも地震で止まっているところが多いのですが、ホンダの狼煙が上がったと言う事は他のメーカーも近いうちに再開と言う事になるでしょう。
津波でたくさんの自動車が流されましたので、頑張って作ってもらわねば。
でも11日から再開と言うのも偶然なのかも知れませんが、ちょうど地震発生から一ヶ月です。
7267ホンダの株価は2月に高値を付け、調整していたところに今回の地震です。 ダメ押しとも言えるような激しい下落でした。
ただ救いは昨年11月につけた安値を割り込んでいない事ぐらいでしょうか。
地震で落ち込んだ株価を回復してきた銘柄も出てきている中、ホンダは自動車が作れないと言う悪材料に押され、3200円を超えることができません。
しかし、工場再開の目処が立ったということを好材料と市場が判断したならば、一気に超えてくる可能性が出てきました。 そうなれば、一番底、二番底を確認したようなチャートになりますので、今後の展開が面白くなってきそうです。
全ては明日の市場が判断してくれるでしょう。