特別な情報源があるわけではないし、こういう状況なので、風評につながる憶測も避けなければなりません。
僕自身、当初は地方への避難も考えるほど深刻にとらえていたのですが、冷静に情報を分析すると、福島第1に関しては、チェルノブイリ型の爆発・拡散という経緯には至らない公算が強いと思われます。ただ収束には数ヶ月から年単位の時間が必要で、現在も含め初期段階での放射性物質、放射能の漏洩は報道が伝える客観的な数値(通常なら報道規制の対象になるほど深刻・・)とは別に、周辺地域の海水、土壌、生態系への影響は
誰にも予測不能で、これから世界的な規模での協力を得て、廃炉、封じ込め、拡散防止という作業が行われる課程で、立ち入り禁止区域の決定、今後の電力供給の方策の立案と難問が山積です。
補償費用も含め1企業でどうこうというレベルのはるか彼方の問題ですから、国有化も含め東電の動向は当面市場でも注目のまとでしょう。
今後の注目株としては。風力波浪などの代替エネルギー、電池、ソーラーシステム、発電事業、土壌汚染や環境問題に強いケミカル系などは、どうでしょう?