今日の感想

小督さん
小督さん

福島第一原発の事故で、3号機のタービン建屋地下でケーブル敷設作業をしていた男性作業員3名が

被ばくをした足の皮膚に変化は見られず、また症状が安定していることもあり、昨日28日に退院した。

 

2人は約2時間ほど、深さ15cmほどの水溜りにくるぶしまでつかって、
水が防護服の下まで染み込み、局所的に2000ミリシーベルトから6000ミリシーベルトの
強い放射線を受けたと推定、両膝下まで被ばくしたと見られていた。
なお、もう1人については放射線の影響は認められないとのこと。

 

作業員は関電工の社員20代後半と30代前半の2人、その下請け会社の社員が30代前半が1人。

 

作業員が思いの他若かったので、驚いた。
そもそも社運、いや、国運がかかっているような仕事は管理職クラスの者が行くのではないのか?
よくはわからないけれど、「お前、行け。」みたいな威圧的な態度で
現場に向かわされたのではないか、と思えて嫌な気分になった。

 

また、この時の着衣は、上下分かれた作業服の上に、つなぎの防護服の上に耐水性のあるアノラックを着用。
軍手の上にゴム手袋をはめ、活性炭素入りの前面マスクを着けていた、とある。

1人は長靴を履いていたというが、あとの2人は短靴だったという。
短靴って何?もしかしてスニーカーじゃあるまいな?

 

被ばくの影響を受けている2人ついては退院後もしばらく経過観察を行うとのことだが、
とりあえず、良かった。

4件のコメントがあります
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小督さん
nyajyaraにゃん

私は昔から好き勝手なことばかりやっていたので、
食べるために好きでもない仕事をする選択は考えたことがありませんでした。

でも、(一般的に)男性は自分だけじゃなくて、家族を養うために仕事を続けなければ
ならない訳で、無理難題を言われてもその仕事を引き受けるのですよね。

本当に、今回の事故は後味の悪いものでした。
今後も東電を始め協力会社の方々の御無事をお祈りします。
小督さん
Kattanさん

私も下請けの仕事を担当していたので、発注先の意見に逆らえないことはわかります。
私の場合は賃金は低くても、いわゆる選択と集中により、
仕事内容に関しては発注先より私の方がまだ理解していたので、
プライドを高く保つことが出来ました。

でも、こうした危険と隣り合わせの仕事の場合は問題ですよね。
問題が生じた場合の保障はほとんど考えられていないでしょうから。

実際に作業をしていたのは孫請けの1人で、関電工の2人は現場監督の立場だったとも
書かれていました。
nyajyaraさん
かわいそうすぎます。

後日後遺症が出なければ良いのですが、彼らのこれから生まれる子供や孫にも影響があるかもしれません。

nyajyaraだったら、退職届出して行かないかも・・・

nyajyara, 女性の割りに勇気があると言われますが、癌で長年苦しんでいた人を知っているから、病気にはめっぽう弱いです。

癌になったら、ホスピスに行くことを決めています。
kattanさん
     ~作業員は関電工の社員20代後半と30代前半の2人、
      その下請け会社の社員が30代前半が1人。

下請けと孫請けの作業員さんですよ。私も建設業界に身を長く
おいていたからわかるけど、元受から見たら「かわいそうなくらい
ピンハネされて、その中でまた利益を出さなければならないのです。

少しでも、いうこと聞かないと下請け。孫請けから外されます。
だから、赤字になろうと「絶対命令」で元受の言うことは絶対です。
その作業員たちだから、冷遇されている環境わかります。

早く解決してほしいものですね。
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