ひさっちさんのブログ
菅総理の震災翌日の原発視察 「原子力勉強したい」から
震災翌朝の福島原発への菅総理の視察ですが、原子力安全委員会の班目春樹委員長は28日午後の参議院予算委員会で、
「首相が『原子力について少し勉強したい』ということで私が同行した」と述べ、首相の判断であることを明らかにした。
原子力を勉強したいがために、混乱で対処に一分一秒を争う現場にわざわざ行ったのか?
危機管理をなんと思っているんでしょうか。。。
深夜2時には東電から蒸気放出の許可の要請があったのに、断って翌日に伸ばしたのは、なんと総理の原子力が勉強したいという理由からだったのでしょうか。。。
この委員長の斑目もどうかと思いますが、上から下まで危機感のない人達の集まりです事。
3/11 地震発生 福島原発被災
↓
3/12 『原子力について少し勉強したい』
↓
3/16 「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」
この国家的危機に、自己満足に浸っていられる神経が。。。理解できません。
「原子力勉強したい」と首相=班目氏が明かす-震災翌日の原発視察
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011032800484
原子力安全委員会の班目春樹委員長は28日午後の参院予算委員会で、菅直人首相が東日本大震災の発生翌日の12日早朝に福島第1原発を視察したことについて、「首相が『原子力について少し勉強したい』ということで私が同行した」と述べ、首相の判断であることを明らかにした。自民党の佐藤ゆかり氏への答弁。
首相は12日午前7時すぎにヘリで第1原発に降り立ち、1時間弱滞在し、職員らから状況の説明を受けた。同日午後3時半ごろに1号機で爆発が起きており、首相の視察で現場の初動対応が遅れたとの指摘もある。これに関し、班目委員長は「現地において、特に首相が行ったことによって混乱があったとは承知していない」と述べた。
原発事故への対応に追われる中、首相は16日、笹森清内閣特別顧問に「僕はものすごく原子力に詳しいんだ」と話している。(2011/03/28-14:36)
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産経以外にも時事通信や読売までもが、この問題を受けて菅批判始めましたね。
地方紙もすでに批判的で、原発のある福島の福島民友なども超批判的です。
>性急な現地視察という間違った「政治主導」が目の前に迫る危機への対応を滞らせ、首相と補佐役の専門家の間に、あってはならない不信感が横たわる。
危機管理システムが人的要因で機能せず、「有事なのに平時の対応をしている」
(与党関係者)のが、今の政権中枢の実態ではないのか。
http://www.minyu-net.com/news/news/0328/news7.html
この期に及んで、枝野の大ウソついてまでの責任転嫁がひどい件
平成23年3月12日(土)午前2時-内閣官房長官記者会見
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg4477.html
枝野「原子炉格納容器の圧力が高まっている恐れがあることから、原子炉格納容器の健全性を確保するため、内部の圧力を放出する措置を講ずる必要がある、との判断に至ったとの報告を、東京電力より受けました」
それが今日になって突然、
東電、炉の気体放出渋る=原発事故当初-枝野長官が説明
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011032800404
枝野幸男官房長官は28日午前の記者会見で、東日本大震災で被災した福島第1原子力発電所の事故発生当初、被害拡大を防ぐため菅直人首相が東京電力に対し、放射性物質を含む気体を原子炉から抜く作業を速やかに行うよう指示したものの、東電側が直ちには対応しなかったと説明した。「将来検証が必要だ」とも語った。
montontonさんが言うように、いきなり現地視察したいとか言いだしたアホを被曝させてはいけないからと、弁の開放を遅らせたと見る方が普通でしょう。
一部新聞ではそのように報じられてますね。
まあネット掲示板では震災直後から、菅の視察で弁開放が遅れたって指摘されてましたね。
私もそれをここに書きましたが、みん株さんも含めて非難されたもんですよ。
ところが2週間以上してどうだったかって言う話ですね
上の枝野の会見の内容の矛盾見ても、大本営発表を鵜呑みにしろという方が無理がありますわな
「臨界ってなあに~?」って聞いた人が「原子力に詳しい人」とは・・・
うちの孫でもそんなことぐらい知ってますよ。
よくもこんな人物が日本国首相とは・・・・
視察中の首相に放射性がかかってはいけないというのでベントを一日延ばした。
ベントのタイミングを逃した結果、水蒸気爆発による機器の大損傷が起こった。
その後の事態の急速な悪化は全て菅首相の不都合な時期の視察に帰せられる。
放射能による水や農作物の汚染も菅首相が加速したことは間違いない。
現政権は事態を悪化させるだけで少しも解決の方向に導いてくれない。