株価はズバリ人気投票で決まりますから多くの投資家が上がりそうだと考える銘柄を買うか
下がりそうだと考える銘柄を空売りすれば儲かる確率は当然高くなります。
つまり連想ゲームを頭に描けば良い訳ですが
株価の場合は連想すべき変動要因がある程度決まっています。
企業ごとの業績や財務内容、株主対策なども立派な要因ですが、相場全体の動向という観点で考えると
マクロ的には世界経済の動向、地政学的リスク、異常気象などが該当しますし
個別には景気、為替、原油や原材料価格、災害、疾病、公害、政策、地価、流行、などが考えられます。
ですからそれぞれの変動要因を先取りして投資することが成果に繋がる道筋ということになります。
例えば円高傾向では旅行業、円安傾向なら自動車などの輸出関連企業に投資するといった具合ですが
こうした大局的な変化に個人が先回りするのは非常に難しく
殆どの場合追随する形となり大きな成果は望めません。
そこで個人は少なくとも自分の身の周りで起こっている変化を見逃さないことが重要です。
ファッション、家電、生活用品、食品、娯楽用品、ペット関連、外食産業、新規事業等々で
流行りそうなものがあればそれは間違いなく投資対象の候補であり
先回り出来るとすればこうした身近な変化を一早くキャッチした時だと思います。
とろで最近は大震災の影響で建設株などの復興関連株に人気が集まっていますが
こういう時は経営危機に直面している企業も含め猫も杓子も急騰し一度火が付くとなかなか止まりません。
急騰した復興関連株がこの先どうなるか?
この連想ゲームに勝った人が大きく資産を増やすことは間違いありません。
key word
「自分がではなく、他人が買いたいと思う株を連想して買う。他人が売りたいと思う株を連想して売る」