大地震による混乱や被害はまだまだおさまっていませんが、
相場の方はさすがに落ち着いてきたかなということで
相場観の再構築を始めていきたいと思います。
3連休は関西で過ごしたので気持ちもリフレッシュ済みです。
今回の大地震後、株式相場は出来高を伴った大幅な下落が起きました。
もともと下げ相場に突入した後でしたので、
それが地震と原発問題により短期間で増幅されたと考えています。
当初の予想では、数ヶ月かけてオーソドックスな調整波動を描くと考えていましたが
レシオや乖離率などほとんどを買いが示す状況になり、信用買い残の整理も
一気に進んだようなので今回の調整のセリクラを既に通過したものと考えます。
従って、大底はおそらく3月15日の8,200円台。
今後これを割ることはないだろうと思っています。
一方、当初想定していた9,750円を完全に下に突き抜けたことから
日経9,500円~1万円の価格帯は上値抵抗になる可能性が高く
しばらく日経1万円の大台を回復するのは難しいかもしれません。
また、過去の事例を見ても相場が急落して大底をつけた場合には
その後数ヶ月で安値付近まで戻すことが多いため再び日経8,000円代に
突入する可能性も高いと思っています。
従って、今後数ヶ月は日経9,750円を越えた場合には売りから入り
9,000円を下回れば買いにまわるというイメージで臨みます。
ただし、海外勢が連日大幅に買い越していることを考えても、
現物に関して安いと感じる銘柄を買い集めていくのは
問題ないと思っています。
今年後半についても当初の予想通り強気で問題ないと考えています。
まだ全体として上昇相場には戻っていないと感じますが、
現物は少し買ってしまいました^^;
5月中旬頃から本格的に買いをスタートさせる予定です。