為替介入による円高阻止、リビアでの軍事介入、原発への電力供給、など好材料で騰げた昨日に替わり、円高進行、リビア政府軍の抵抗と他国への波及による原油価格上昇、原発によると見られる各種汚染と復旧の長期化や電力不足、などが悪材料とされたのか、株価は反落した。
今週は、物流の改善で、復旧が進むと見られていたが、地震以前から問題視されていた、穀物と原油価格の上昇懸念が現実化していきそうなだけに、株価の上昇トレンドはまさに先行き不透明となった。
野菜の出荷制限、想定内の水の汚染、東電による電力供給計画の遅延報告、救援活動の需要増、など、各種生産体制の復旧・再構築が遅れていきそうな材料・課題は山積している。
先ほどのニュースで、NYは小幅下げで始まったようだ。為替は、ドル81円、ユーロ114円。円高は変わらず。
さて、視聴料寄付計画。昨日は、テレビで見た kizuna311.comをメモする。
>“Tsunami”よりも、“Kizuna”という日本語を世界の共通言語にしたい・・・
という渡辺謙たちが立ち上げたサイトだ。一人一人ができることを、という趣旨だそうで、さっそく見た。
吉永小百合などのメッセージやいくつかの朗読があったが、その中から南果歩の朗読。絵本のような映像と共に、様々な「待つ」が謳われていて、自分には心にしみた。ということで、
>http://www.youtube.com/watch?v=tVF19ajCJnY
この視聴料を寄付貯金に2回分・・・。他に、レミオさん替え歌の元歌の視聴料で2回分・・・。
明日、コンビニに行って寄付しよう。
ところで、関東に避難している知人家族のことを頭の片隅に置きながらテレビを見ていると、避難者の生活再建が、近い将来大きな問題として日本の再建方法論になっていくだろうと感じた。
関東が、特に首都圏が被災地区そして関東地震災害候補地域として認識されるなら、被害を3/11以前に戻す復旧は真の復興にならないからだ。食料と電力で、地方がこれだけ中央に貢献している、逆に中央が地方に依存していることが明白となったのだから。
