康人さんのブログ

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今回の震災から学ぶ事

「日記を書き、公表する事はある意味価値観の押し付け、他の人の考え方を否定する。」

 

と私は常々思っていたため今まで書く事を自粛していましたが、目先株式市場の調整局面?から長期的な視点を失っている投資家(投機家)達がかなりいると思ったため、老婆心ながら警告の日記を書きました。

 

勿論、私自身未来の事は判りませんが、今までの経験から今後の日経の見通しを記載させていただきます。

 

まず震災前この日本の状態はどうだったでしょうか?

 

そして今回の震災規模、今回の経済損失、何故日銀が為替や株式、REIT市場に介入したのか?株式市場は日本株式だけ?

 

計画停電が関東と東北で実施されているのに工場等が以前見たく100%稼動する?見通しは?すぐ電力って原発以外に回復するの?夏場まで本当に大丈夫?

 

震災前の指標は本当に役に立つ?じゃあなんで今株価は戻している?ドル円相場が円高で日銀が介入したのは為替取引のロスカットだったから?

 

損保大丈夫?「保険会社の保険」に入っているから倒産しない?損保って他の企業の上位株主じゃなかった?

 

様々の事を長期的な視野で冷静に考え、私が世界の投資家でアジア市場の一つである日本株式を今投資するのか?と問われれば間違いなく今回は「様子見」または「資金の引き上げ」を実施するでしょう。ポジショントークが出来る立場であれば「Japan is buy」とマスコミに言いつつ他のファンドで売り抜ける又はヘッジを大幅に掛けるでしょう。

「タダで入ってくる情報ほど物事の真理が見えてないとそのまま鵜呑みにしてはいけない。」と私は常日頃から思っています。

 

阪神大震災と比較をする方がいますが現在、原発問題を抱えている為、今回は比較自体出来ないと思います。

 ただ、株式市場をみると目先の物色動向は相変らず変わりませんね・・・

 

目先の株価だけに囚われると冷静を失います。取引のやり方(王道)も市場動向が変われば勝てなくなります。

 

市場と経済が落ち着けば今ある資料を検討して冷静に底値付近で買いを入れ調整以上のトレンドで買えば利益は必ず出ます。売り抜けるか保有するかはその人自身のポートフォリオまたはライフプラン等で冷静に判断するべきだと私は考えます。

 

相場は1年経つと生き残れるメンバーも限られます。私自身戒めてますが、5年・10年以上相場で生き残ると自分自身の相場観に酔いしれ、何か神になったかのように傲慢になり冷静さを失います。常に参加しなくても収益機会(チャンス)は必ず来ます。他の金融商品・世界的な視点を学べば更に収益のチャンスは格段に広がります。投資と投機の違いが本当に判れば、何の為に相場に参加しているのかが冷静に判断できます。お金がある程度増えれば、高い洋服や旅行にも気にならなくなりお金そのものの存在価値や人生観について考えるようになります。

 

投資と投機は完全に相場に対する考え方が違います。資産・資金管理が出来ている方とそうでない方が相場に参加することはやっていることが同じ様に見えても月とスッポンに値する位やっていることが違います。

 

皆様余計事ですが、自分自身を見失い何かを失う前にご注意を!

 

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