映画ずきのしんちゃんさんのブログ

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いったん底をつけたか

17日の日経平均は8962.67(-131.05) 雲 基準線 転換線の下、ボリンジャーはマイナス2σの下 MACD RCIは下降。強い下降トレンドは変わっていないものの、長い下髭を出しており、いったん止まりそうな様相になってきている。目先、中期の調整の節目は割り込んでいるが、月足の基準線9214を月末にかけて守り切れるかー長期の上昇トレンドが維持できるかが当面重要なポイントではないだろうか。

ダウは11771.00(+157.70) 基準線 転換線の下だが、雲の下限11559の上、ボリンジャーはマイナス3σ11658の内側に入ってきた。MACD RCIは下降。こちらも強い下降トレンドは変わっていないが、下ひげがでており、下げ止まれるかどうか、というところ。月足は上昇基調を維持しており、中期の週足基準線11499を守れるかどうかがポイントになっている。

ドル円は79.01 雲 基準線 転換線の下、ボリンジャーマイナス2σの下、MACD RCIは下落。強い円高トレンドは変わっていないものの、76円台からは下ひげを出して戻してきており、パニックに乗じた投機的な動きはややおさまってきている印象だ。

為替については、円高阻止のための当局の介入が国際社会で認められそうになっており、投機的な動きについては抑制されそうだ。実態経済への震災の影響、財政への圧力が明確になれば円高がこれ以上進むことは考えにくい。東京電力にも一応の値がついたのも、底をつけたのを示唆しているようにみえる。震災現地への輸送などはなんとか回復しつつあるうようだし、福島の原発の対策も、多少の希望がみえてきた。本当になんとかコントロールを可能にするのかどうかはまだわからないが、震災の実態経済への影響が数ヵ月後にでてくるまでは調整が続き、その内容いかんではさらに一段下げの懸念があるものの、原発事故がさらに悪化し広範囲の被害を出さない限り、当面はいったん底をみたのではないかと期待される。
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