FRB議長「必要に応じて大幅な追加行動」
【ワシントン=小竹洋之】バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は10日、ワシントン市内で講演し「追加的な金融緩和が必要になるかもしれない。必要に応じて大幅な追加行動をとる用意がある」と述べ、状況次第ではこれまでより幅の大きな利下げなども辞さない姿勢を示した。米国の信用力の低い個人向け住宅融資(サブプライムローン)問題による信用収縮を防ぐためFRBは政策金利のフェデラルファンド(FF)金利を9月に0.5%、10月に0.25%、12月に0.25%引き下げていた。 (03:10