当たり前のことだが、心配でもあった。通常通り始まればいいのだろう。ひとまず安心。(Y)
[東京 13日 ロイター] 自見庄三郎郵政・金融担当相は13日夜、金融・証券市場は14日以降も通常通り取引が行われるとの談話を発表した。システムは正常に作動しており、円滑な経済活動を確保するとしている。 この際、震災に乗じた不適切取引を防止するため、相場操縦などの不正行為の監視を徹底し、違反行為には厳正に対処するとした。証券取引等監視委員会や証券取引所など関係者と連携し、売り付けの際に株の手当てのない空売り規制(ネーキッド・ショート・セリングの禁止)などを厳正に執行するとしている。 自見金融相は日本銀行の白川方明総裁と連名で11日、東日本大震災による被害への対策として、通帳を紛失した預金者でも本人確認の上、払い戻しに応じるなどの措置を金融機関に要請していた。自見金融相は「今後とも、預金者・取引先に対する金融機能の維持を確保したい」としている。