Q.橋の下で盗人たちが絹を分けている。 1人に8反ずつ分けると7反足らず、 1人に7反ずつ分けると8反余る。 盗人の人数と絹の反数を求めなさい。 殆どの人は、連立2元1時方程式で解くでしょうが…。 まぁ、一次方程式でもできますけどね。 1人に8反分けるときに必要な反数 |====[必要な反数]===============================| |----[実際の反数]----------------|----[7反]----| 1人に7反分けるときに必要な反数 |====[必要な反数]====|----[8反]-| |----[実際の反数]----------------| 見てわかるように、一人に配る反数を1上げると、 15反が必要になるということです。 つまり、 15[反]÷(8[反]-7[反])= 15[人] が盗人の人数。 15反の差は、 一人に配る反数を上げたから生じた差ですから、 上げた反数(8-7)で割れば、人数が出てくるわけです。 (実際の反数は、 15[人/反]×7[反]+8[反]=113[反]) 差の原因を考えて、そこから答えを導き出す。 これは、今まで見てきた、 鶴亀算、旅人算、年齢算、時計算、…でも変わらない。>和算についてもっと調べる< Q.鶴と亀が何匹かいる。 全ての個体(鶴と亀)に長靴を2足(4個)ずつくばると、 29足(58個)足りない。 全ての個体に長靴を1足(2個)ずつ配ると、 5足(10個)余る。 長靴の数と個体数を求めよ。 Q.鶴と亀が何匹かいる。 全ての個体(鶴と亀)に4本の足があるとして計算すると、 58本多い計算になる。 全ての個体に2本の足があるとして計算すると、 10本少ない計算になる。 足の数と個体数を求めよ。 Q.AさんがS店からT店に向かって一直線に走ります。 一定時間、 秒速1mで走るとT店の6m前に着き、 秒速3mで走るとT店を8m過ぎた地点に着きます。 S店からT店までの距離を求めなさい。 (まずは一定時間がどれだけなのかを求めます。) これだけできるようになればその他の○○算なんてのもできる。