鶴亀算は桂三枝の新作落語「宿題」にも出てきましたね。 あれはとても面白かった。 一番最初は雉兎算として大昔の中国で・・・・・・云々。 Q.鶴と亀、あわせて、足の数は78、頭の数は34. 鶴と亀の個体数を求めよ。 鶴亀算は、差を使って求める計算。 (たいてい、どんなものでも差を使いますが。) A.鶴が29羽、亀が5頭。 鶴も亀も足は2本以上。 ってことは、少なくとも 34×2 本 の足がある。 34×2=68 今、78本の足がある。68本との差は“10本”。 この差はどうして生まれたのか。 それは、亀の足の数が4本だから。 68の中では、亀の足のうち、2本が数えられていて、 残る2本は数えられていない。 つまり、差の“10本”は、全部亀の足。 亀一頭につき、2本の差が出てくるから、 10÷2=5(頭) が亀の頭数。 亀が5匹。個体数34から5を引いて、鶴は29羽。 もしすべて亀だったら…と書いてある本もありますが、 基本的に同じです。 わからなければ・・・ 逆に考えてみましょう。 もし、足の数が78ではなく68だったら? 鶴が34羽ですね。 もし、足の数が70だったらどうなりますか? 鶴が33羽、亀が1匹です。 では、足の数が72だったらどうでしょう。 鶴が32羽、亀が2匹です。 亀の数が1匹増えるごとに、 2本足が増えます。 Q.230ページの本と180ページの本があわせて9冊 あります。ページ数は、合わせて1920ページ。 2種類の本はそれぞれ何冊? Q.白米3kgの入った袋と玄米2kgの入った袋があります。 2種類の袋は合わせて45袋。重さ(質量)はあわせて 113kg。 白米は全部で何キログラム? (まずは袋の数をもとめてください。)