国際企業の弱点

坂本彰さん
坂本彰さん

 

私は海外の投資情報にほとんど目を向けていません。

為替相場もわかりませんし、NYダウも今いくらなのかわかりませんし、
外国の大統領の名前すら知りません。

海外旅行は大好きですが、相場については「多分、これくらいですか?」
といったレベルです。

私のブログを初めてご覧になられた方は「この人、本当に投資しているの?」
と判断されてもおかしくないと思います。

その理由ですが、私の保有株(8銘柄)すべてが国内で商売をしている
会社だからです。

今のところ国際企業を保有していないため見る必要がないのです。

チェックしている銘柄のなかで国際企業はありますが、保有していないため
気にならないのです。

ほとんどの個人投資家は国際企業を買われていると思いますが、この
タイプの企業には弱点があります。

それは、将来の利益予想が非常に立てにくいのです。

今年が順調だったから来年も利益は同じペースで増えるだろう、とか
前年並みの業績を今年も出す、といったことが少なく、業績が毎年
大きく動くのです。

長期で保有を考えて購入しても、海外情勢や大きなイベントがきっかけで
業績が大きく動いてしまい保有が継続しにくいのです。

しかも、その規模や影響すべてが大きいので、いったん悪い方向へ動き出すと
元に戻るまで数年かかります。

他にも株価は為替相場に合わせるように動くため、長期保有しようとしても
腰を据えて保有を継続できないのです。

どこかフワフワしているというか、軽いというか・・・、とても
掴みにくい存在です。

よく大会社は安定と聞きますが、私からすれば安定しているのは
社名だけで業績や株価は不安定な分野に入ると思っています。


国際企業をメインに保有されている人には申し訳ないのですが、もし機会が
あれば過去数年の業績をチェックしてみてください。

良い時は本当にいいのですが、悪くなると業績が急落するのも

特徴ですからご注意ください。


http://saig.livedoor.biz/archives/2075437.html

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