【注目株】テルモ、積ハウス、電通、ブリヂス、ピジョン、パ イオニ
>
> 3月8日(ブルームバーグ):きょうの日本株市場で、値動き が注目される銘柄
は以下の通り。
> テルモ(4543):輸血関連事業分野で世界的大手企業の米 カリディアンBC
T(本社:コロラド州)の株式を100%取得 するための株式購入契約を締結した、
と7日に発表。買収
> 価格 は26億2500万ドル(約2160億円)で、買収資金は手元資金、銀 行借り入れ
で調達予定。今回の買収を通じ、テルモの輸出
> 関連
> 事業の連結売上高は約700億円になり、業界トップになる見込 みという。
積水ハウス(1928):住宅ローン減税や住宅エコポイント 制度の導入など政策効
果に加え、販促努力などで受
> 注が順調に 推移、2011年1月期の連結営業損益は564億円の黒字と、前の
> 期の388億円の赤字から急回復した。原材料価格の上昇など収 益力の下押し要因
はあるものの、需要増を見込んで12年1月期 の連結営業利益は前期比12%増の630
億円を計画した。
> 電通(4324):2月度の単体売上高は前年同月比2.3%増 の1081億2900万円
だった、と7日に発表。テレビは512億3100
> 万円と前年同月を下回ったが、マーケティング/プロモーショ ン業務が同24%増
と伸びた。 ブリヂストン(5108):太陽電池用接着封止膜として使わ れ
るE
> VAフィルムの世界的需要に対応するため、ポーランド 子会社に生産ラインを設
け、13年上期から生産を開始すると7
> 日に発表。総投資額は52億5000万円で、生産能力は月産約1080 トンを見込む。
> グリー(3436):ソーシャル・ネットワーキング・サービ
> ス(SNS)の「GREE」において、ツィッター、フェース ブックと友達検
索機能で7日から連携を開始した。
> ピジョン(7956):中国など海外育児用品を中心に売上高 は伸びたものの、
海外での新規市場開拓、国内での新規事業開 始に伴う費用負担がかさみ、11年1月
期の連結営業利益は
> 前期 比1.3%減の45億円となった。12年1月期は前期比10%増の50 億円を計
画。また、14年1月期までの中期経営計画も策
> 定、グ
> ローバル化の推進で最終年度の売上高は733億円と前期比29% 増の水準を見込
む。
> J-オイルミルズ(2613):新中期経営計画を7日に発表 。コストダ
ウンや付加価値製品の開発などに取り組み、最終年 度の13年度に連結売上高で2000
億円、営業利益で100億
> 円を目
> 指す。10年度見込みに比べそれぞれ15%増、2倍の水準。 東京センチュ
リーリース(8439):11年3月期の連結営業 利益予想を従来の370億円から前期比
27%増の385億円に上方修
> 正した。資金原価や信用コストが見込みを下回って推移してい るため。また、年
間配当予想を従来の1株当たり38円から40
> 円
> に引き上げる方針。前期実績は32円。 パイオニア(6773):11年3月期
の期末配当を無配にする 、と7日に発表。今期は連結営業利益170億円を見込む
が、財 務状
> 況などを勘案した。無配は09年3月期以来、3期連続。 新明和工業
(7224):経営方針の違いから、インドのカイラッ
> シュ社との合弁を解消すると7日に発表。特装車の製造、販売 を目的に09年6月
に合弁会社を設立したが、今回カイラッシュ 側から合弁を解消したいとの意向表明
があった。
> 巴工業(6309):国内官需向け大型機械の設置工事、中国 向け機械・装置販売が
伸びたほか、工業材料や合成樹脂も回
> 復
> を見せ、10年11月-11年1月(第1四半期)の連結営業利益は 前年同期比4.4倍
の7億5100万円となった。11年10月通期計画 の22億7000万円に対する進ちょく率は
33%。 大庄
> (9979):2月の連結既存店売上高は前年同月比2.8 %減だった。客数は0.5%
減、客単価は2.3%減。
> はごろもフーズ(2831):ツナや花かつお、ふりかけ類に 加え、ペットフー
ドの販売が価格競争の激化などで低調に推移 しており、11年3月期の連結営業利益
予想を従来の23億円か
> ら 前期比23%減の16億5000万円に減額修正した。 みずほフィナンシャ
ルグループ(8411):傘下のみずほ証
> 券(8606)は、みずほコーポレート銀行の本山博史副頭取が社 長に就任する人事
を7日に発表した。横尾敬介社長は会長に就 く。6月下旬の株主総会と取締役会で
正式に決定する。
>