東武鉄道(9001)が5日ぶりに反発。株価の大幅下落で「売り飽き」ムードが広がっているという。公募価格決定であく抜け感が指摘される一方、調達資金の一部が東京スカイツリー建設に関連する子会社への追加出資などに充当することから、今回のファイナンスを前向きに捉える向きもあるとうだ。
同社は7日引け後、2月23日に決めた公募増資による新株の発行価格を1株346円に決定したと発表した。新規に1億9000万株を発行するほか、オーバーアロットメントによる売り出し2850万株を実施する。調達額は手取り概算額で最大720億円となる。
東武鉄道の株価は14時15分現在366円(△9円)。
開示情報 発表資料