あおぞら郵船さんのブログ

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1/9 ディフェンシブ本領発揮・エムスリーサプライズ

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【取引銘柄】
なし
 
【ポートフォリオ】
・アステラス製薬 100株 4,970→4,690円 -31,000円
・アステラス製薬 100株 4,680→4,690円 -1,000円
・第一三共 100株 3,500→3,500円 -2,000円
 
戦略 (アス)目標5,100~5,200円、(第一)目標3,600~3,700円
買い玉 131万円 余力 34万円
総資産 483,000円(含み益-34,000円)
 
今日は久しぶりに気持ちよい相場でした。
昨日の米市場が前日比-234円の急落をしましたので、日本市場もまた暴落かと思いきや、日経平均1万4300円を死守する形で、その後1万4500円を突破して引けました。
原油価格も100ドル突破ムードは沈静化して、1バレル96ドル台。
ドル円相場も1ドル109円台で一進一退の様相です。
 
今夜の米市場が上昇し、明日以降もリバウンドして1万5000円を回復するようであれば、ひとまず日経1万4000円割れという最悪の事態は脱出することができそうですね。
やはり、いくら「日本市場は見捨てられている」と言う向きが多いにせよ、さすがにファンダメンタルズ的に割安すぎると思います。
 
私の方も、昨日は最低保証金率25%の追証ラインを意識する所まで追い込まれていましたが、今日の上昇で一変して安堵した形です。
やはり、アステラスは良い銘柄です。テルモ、第一三共も。
テルモはついに株価6200円を突破してしまいましたが、どう見ても割高だと思います。
この前の製品回収騒ぎの際の不自然な反転上昇もありましたし、よっぽど良い「買い本尊」がついているように思えてならないですね。
さて、昨日のアステラスの自作チャートに味を占めて、第一三共のチャートを書いてみました。第一三共は05年9月28日設立です。
 
◇第一三共の自作チャート(05年9月~08年1月)



 
このチャートを見ていると、半年後から1年後、本気で株価4,500円まで行きそうだなと思えてきますね。
今期は非医薬品事業の切り離しに伴い売上高は大幅減の見込みですが、成長著しい「オルメテック」、期待の大型薬「プラスグレル(米名:エフィエント)」を携えて、今後、2015年度までに売上高1兆5000億円を目指しています。
 
今日は、ソネットM3がストップ高を付けていました。前日比+5万円の37.5万円。
私もずっと前、株価60万円台で投資したことがありましたが、その当時と比べれば半値近くまで下げてしまっていますが、最近まで新興市場自体が壊滅状態であったことを考えれば、致し方のないことでしょう。
ストップ高の理由として、日本で好調な医療従事者向け情報サイトでのマーケティング支援サービス「MR君」の米国版の展開を開始すると発表されました。
米国での会員制医療情報サイト「MDLinx.com」の会員数はすでに約18万人で、ガン領域に集中展開した結果、全ガン専門医の約50%を会員化しているとのことです。
米国は全世界の医薬品市場の半分近くを占めていますから、ここで製薬企業のマーケティング支援サービスの展開を開始したということは非常に大きな意味がありますね。
なお、日本での会員制医療情報サイト「m3.com」には、現在15万4千人以上の医師(日本の全医師数の過半数)を含む、27万人以上の医療従事者が会員となっているということです。
◇ニュースリリース
http://www.so-netm3.co.jp/press/2008/press20080109.html

◇ソネットM3のHP
http://www.so-netm3.co.jp/

 
私が特に関心を引くのは、ソネットM3のHPの「エムスリーの目指すもの」で、「インターネットという媒体を活用して、良質な医療情報をいち早く研究や臨床の現場に届け、医療をより良い方向へ変革していきたい。」と書かれてあります。
実際、最近よく医療改革という言葉が聞かれますが、日本の医療制度の実態、とりわけ医局制度のような、未だに旧態依然として不透明、非合理的な側面が存在しているという実態があると思います。
そのような状態では、当然、病院・医師同士の「情報の共有」も不十分なのではないでしょうか。
これに対し、この10年来のインターネットの急速な普及と、その集大成としての「M3.com」に、閉鎖的な慣習を打ち壊して風穴を開けることを期待できそうな気がします。
「M3.com」のHPでの「ご利用者の声」にも、「・医局の出入りが制限される現状のため、情報交換の連絡に使用している。」という言葉が掲載されていることは、象徴的ではないでしょうか。
 
そして、薬価引き下げや米国での医療制度改革(薬価抑制)など、マイナスニュースばかりであった製薬業界にとって、今回の件は「その手が残っていか」という驚きがあったのではないでしょうか(私は目から鱗でした。)
「M3.com」が製薬企業にとってどれほどの収益要素となるのかは分かりませんが、少なくとも、医師との付き合いを基盤とするMR(医薬情報担当者)の活動に対して、インターネットという新たな選択肢を提供することが可能になるのかもしれません。
ソネットM3は、環境悪化に苦しむ製薬企業の救世主となれるのかどうか。
今後の展開が非常に楽しみですね。
 
とりあえず、入会金1,050円・月315円で月3回まで医師に質問することができる「AskDoctors」は、良いなぁと思っています(笑)
自分のことでも家族・友人のことでも、いざ病気について悩みが発生した時、気軽に質問できるというのはありがたいですね。
◇AskDoctorsのHP
http://www.askdoctors.jp/public/showTopPage.do

 
 
「これがあるから株式投資は面白い~」




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