Yoshizumi_Uさんのブログ

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2008年取引スタート

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 先日の2008年取引開始以来、世界的に株の下落が続いています。日本株も相変わらず売られています。というか、買う人まったく不在です。日本人ですら買わない訳ですからしょうがないです。日本の貯金の金利の低さに見切りをつけて向かう先は、外貨預金や外債という傾向はまだ続いているらしいですが、もう少し日本を買うことも気づいてほしいですね。東証1部の大型株も配当利回り2%以上の銘柄がごろごろしています。また今の株価の水準だと値上がり益もかなり期待できると思います。今コモディティ市場(原油、金、穀物、その他)がホットですし、新興国(BRICS)への投資信託も人気があります。それらも少しなら良いですが、はやりメインは国内資産への投資と考えるのが基本だと思います。また、そららは既に後追いの可能性が高く、上昇期待よりも下落リスクの方が高いのかもしれません。
 日本株は買い時だと思いますが、株は短期的には投票マシーンで長期的には斤量マシーンと有名な投資家が言っているように、皆が駄目だと思って買わない限りは短期的には上昇は難しいですね。斤量マシーンという意味では、日経225は2007年末19,500円、2008年末21,000円、2009年末22,500円、2010年末24,000円のトレンドを形成する実力が既に日本株にはあると某研究所がレポート出しています。将来のどこかのタイミングで今の14,500円から上記のトレンドラインに向かって反発という局面が来ると期待しています。
 やはり、まずは日本人が日本を買い進まないと駄目です。今のようなアメリカのミラー相場、外国人の投機的な先物に振り回されて一喜一憂するような相場は情けないです。
 今、上海では物価の上昇が止まりません。またローカルスタッフの賃金の増加も続いています。みんな生活が豊かになってきていることを楽しんでいるようです。マイカーを買ったり、薄型テレビを買ったり、ファッションにお金をかけたり、携帯電話にお金をかけたり、スタバでコーヒー飲んだり、相対的にはまだ外国製品を買ったりするのはかなり無理していると思うのですが、結構みんなお金をどんどん使っています。見栄っ張りな人たちなのと、貯金していてもインフレで価値が目減りするだけとか理由はいろいろとあるのでしょうが、とにかく消費しているという感じです。日本でも最近はいろいろと値上がりするものが出てきており、また賃金上昇の圧力も高まってきているみたいですし、他の国と同じようにインフレ型社会に戻ろうとしている芽が出始めているのかもしれません。こういった脱デフレの兆候が本格化したり、サブプライムの信用収縮問題も徐々に飽きられてきたり、こういった小さなことが積み重なって気運が変わっていくのだろうと思っています。
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