シャワールームが爆発!? 中国の硝子事情

LONERさん
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 浙江省金華市内のマンション1室で2月26日午前2時ごろ、ユニット式のシャワールームのガラス製ドアが巨大な音とともに砕け散った。周囲には細かいガラスの破片が飛び散った。寝室で寝ていた夫婦2人が飛び起きたが、まさかシャワールームのドアが爆発したとは思わなかったという。金華新聞網が報じた。http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0304&f=national_0304_105.shtml中国でシャワールームのガラスが砕け散った。どうやら強化ガラスだったらしい。それならばわからなくもない話だが、そもそも本当に、強化ガラスは自然に割れるものなのだろうか。自然に割れる現場を目にしたことがないのでどうも実感がわかない。浴室で使う素材として、日本であれば、ポリカーボネイトが多用される。また、合わせガラスを使うという選択肢もあるらしい。いずれにせよ、爆発する危険性のある強化ガラスはあまり使われていない。安全基準「強化ガラスの爆発率は0.3%以下」というのが中国での強化ガラスの基準。かなり高い爆発率だ。1000人いたら3人は強化ガラスの被害に遭うことになる。もうおわかりと思うが、この事件は今に始まったことではない。スイッチ入れていないレンジフードが爆発コンロ爆発「保証期限切れ、想定内」【中国】ニセモノの省エネ電球出回る…単なる白熱電球、しかも爆発【中国】洗面台が爆発2強化ガラスが原因で爆発した事例で私が知っているのは上の4つ。このほかにも、電圧の関係で爆発した家電製品や、製造の甘さにより爆発した椅子など、爆発したものは枚挙に暇がない。
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