本日、想定外のNK反騰。
NK 画像1(後日改修で追加訂正) 2/28の分を参照。
新聞朝刊で、リビア暫定政府か、の報道を受けての市場の無反応だったが、午後、いきなり反騰。
未確認だが、原油価格の上げ止まりがはっきりしたのかな、と想像している。
いずれにしても、後2,3日後と予想していた下げ止まりが、本日になったかのように見える。
明日以後の展開だが、本日の高値更新を受けて、もう一度下値を確認すれば、上げ相場に戻るだろうが、そのためには、原油価格の下げ傾向が見えないと、景気回復基調に戻れないと見る。
さらに、景気に絡む焦点になっている雇用統計の結果が想定以上でないと、好材料と見られないのではないか。最近の相場観に関係する指標の見方の傾向は、楽観的な数値を想定しながら、それに至らないとして「下げる」、すぐに反騰して次に「期待する」、となっている。
ともあれ、もっと大局的な「11000円の大台への道」は、まだ閉ざされていないんだぞという、市場からのメッセージなら、個人的には嬉しい。
注 夕方の報道によれば、リビアでは、政府軍の反撃がありそうとの情報も出ている。内乱状態は簡単に終息しないのか。原油価格は高止まりするのか。
