最近,やたらアナリストの予想が増えてきている.
原油 200ドル,120ドル,80ドル,60ドル・・・
株価 12000円,16000円,14000円,20000円超・・・
為替 1ドル100円,80円,150円・・・
こんなにもアナリストというものが存在するのかと驚いてしまう.
そしてこのバラバラな予想.
はっきり言って半分の予想が当たって半分の予想が外れるといった感じ.
正直すべてあてにならない.
ただし,ひとつ重要なことがある.
それは,こういった金融価値の予想をする人達というのは,ほとんどの場合その根拠というものを自分の中で確立している.「こういった現象があるからこれから株価は下がる」「こういった要因が考えられるので反発する」「こういう金融的な現象により上昇する」などなど,
すべての現象は予測であって外れる可能性がある.
しかし,彼らアナリストは多くの状況,現象,要因に優先順位をたてて予測を立てている.
そのため,何か一つの発表されただけで予想をすぐにひっくり返すことさえだってある.
思っていなかった要因の優先順位が高くなったのだから当然である.
さて,僕らが手にするアナリストの情報というのはこのように曖昧なものであり水物なのです.
だから,彼らの予想はあくまで参考に考えるようにしないとだめです.
僕らに求められているのは,アナリストの着眼点を学ぶことです.
そして自らの責任をもって考えを持つことなのです.
・・・
とまぁ,なぜか語り口調になってしまいました.
あまりにもアナリストの意見がいろいろで思わずぐちってしまいました.
・・・
今,これだけ予想が違うのは,インフレと景気後退が同時にきているからです.
インフレなら株価上昇,資源上昇が起きます.
景気後退なら,一端大きく下げるでしょう.
今は,その瀬戸際.
だから予想がバラバラなんです.
これからどうなるか?
正直僕も分かりません.
もしかしたら今は日本株は売られすぎて,急激に株が上昇するかもしれません.
でも暴落の一歩手前かもしれません.
とりあえずシティバンクの10月-12月期の決算が発表されるまでは,大きく上げることはないでしょう.
シティはsivを決算に含めるという発表をしていますから,相当悪いものになると思います.
ダウも8月の水準を下回るかもしれません.
そしたら日経14000円割れかもしれません.
買いに転ずる時期も近いかも.
さてさてどうなることやら