1/7 新年二日目

[あおぞら郵船さん]

 

【取引銘柄】
なし
　
【ポートフォリオ】
・アステラス製薬　100株　4,970→4,610円　－39,000円
・アステラス製薬　100株　4,680→4,610円　－8,000円
・第一三共　100株　3,500→3,340円　－18,000円
　
戦略　（アス）目標5,100～5,200円、（第一）目標3,600～3,700円
買い玉　131万円　余力　34万円
総資産　456,000円（含み益－65,000円）
　
先週は米雇用統計が悲惨な結果となり、米市場が急落したことで、日本市場も暴落を覚悟していましたが、思ったよりも下がらなかったですね。
4日にＦＲＢが追加対策として、今月末までに金融機関向け融資を600億ドル（約6.5兆円）に拡大すると発表したことが効いているのでしょうか。
ＳＷＦからの米銀行の資本調達が話題になっていますが、中央銀行が動くとなればそれに勝るものはないでしょう。
この対策だけで収束できるほど「住宅バブル崩壊」の威力は甘くないでしょうが、減税の実施も噂されていますし、徐々に収束に向かうことを願っています。
◇時事ドットコムの記事
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008010500166

　
今日は、医薬品銘柄は前場は堅調だったのですが、午後になると一変し、“滑り台”のチャートになってしまいました。
おそらく、今のうちに撤退しておこうという「戻り売り」が重なったのでしょうか。
私の方も、前場の高値で全株売却していれば、含み益が現在より＋37,000円でしたから、「逃げ時を失ったかな」という感じはしますね。
ただ、明日以降、リバウンドしてくれれば問題ありません。
　
本日、ついに第一三共がプラスグレルの承認申請を行ったと発表されました。
昨年12/26にすでに承認申請済みだったということですが、普通は申請と同時に発表するものではないのでしょうか。
おかげで冷や冷やさせられました。
ともあれ、「申請延期」という最悪の事態は免れましたし、予定通り「年内申請」は達成されましたから、評価すべきニュースですね。
◇ニュースリリース
http://www.daiichisankyo.co.jp/4less/cgi-bin/cs4view_obj.php/b_newsrelease_n1/508/080107v1-j.pdf

　
とにかく、来週火曜日には「米シティ銀行の4Ｑ決算発表」という地雷が待ち受けていますので、それまでには何とか保有銘柄を整理しておきたいところです。
決算発表時にまたさらなるサブプライム関連の巨額損失を計上などということになれば、市場も下落必至でしょう。住宅価格は下げ続け、証券化商品の買い手も付かない状況だという話ですから、損失は拡大し続けている可能性は高いでしょう。
それに加えて、18日にはついにアステラスの自社株買いが終了します。この期間で株価は大幅下落してしまって、何のための自社株買いなのか分かりませんが、前回もそうであったように、期間終了時には下落が予想されます。
これも要注意しておく必要があるでしょう。
　
◇今後のスケジュール
12月3日-1月18日　アステラス、上限800万株（400億円）の自社株買い
近日中？　アステラス、「ＹＭ３１１」の副作用問題の調査報告
　　　テルモ、人工赤血球（ＮＲＣ）の臨床試験開始
　
1月　アステラス、プログラフ後継品「アドバグラフ」の承認申請結果
15－16日　米シティ銀行などの4Ｑ決算発表
　
4Ｑ：テルモ、DESステント「Nobori」欧州でＣＥマーク取得
　　 アンジェスＭＧ、「ＨＧＦ遺伝子治療薬」の承認申請
3月　アステラス、プログラフ後継品「アドバグラフ」の承認申請結果（腎臓)

4月　アステラス、主力の「プログラフ」が米国で特許切れ
　
7月7-9日　洞爺湖サミット
8月8-24日　北京オリンピック
11月4日　米国大統領選
　
　
「三十六計逃げるにしかず～」