【プロトコーポレーション】中期成長に向けて積極的な取組み

[TIW藤根 靖晃さん]

中期成長に向けて積極的な取組みを推進

＜中期成長が期待できる銘柄と考えている＞
11/3期通期会社計画は未達懸念があるが、（1）自動車関連情報の事業領域拡大、生活関連情報事業の育成など中期的な収益拡大に向け積極的な取組みを
行っていること。（2）国内外でのM&Aについても前向きに進めている模様であること。（3）予想ROE、予想PER等の指標面からみても割安感
があると思われ、引き続き中期投資に相応しい銘柄であると考えている。
＜11/3期3Q累計決算は14％増収、8％営業増益＞
11/3期3Q累計(4-12月)決算は売上高215億円(前年同期比14％増)、営業利益50.7億円(同8％増)、経常利益53.0億円(同12％
増)、純利益30.2億円(同10％増)となった。通期会社計画に対する進捗率は売上高72％、営業利益73％、経常利益75％。主力の自動車関連情報事
業が引き続きIT事業が牽引役となり売上高191億円(同13％増)と順調に拡大したこと、生活情報関連事業もまだ規模は小さいものの収益が拡大している
ことが寄与した。
＜生活関連情報事業、着々と収益拡大＞
09/3期に営業黒字化を果たし、事業規模の拡大に取組んでいる生活情報関連事業の収益は着々と拡大している。11/3期3Q累計では売上高19.4億円
(同21％増。10/3期通期実績22.8億円)、営業利益は前年同期比2.3倍となった。今後は従来以上にスピード感ある展開が求められよう。(岸　和
夫）

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