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今日のマーケットを振り返る 2月14日
ポイント
今日は高く寄り付いた後は、国内要因にマーケットを押し上げるものが見当たらないために、軟調な局面もあるかもしれないと見ていたのですが、想定は外れました。上海市場の上昇と米株先物の堅調な推移がマーケットを押し上げました。そこで気になるのがGLOBEXの現在の動き。ダウはプラスを維持していますが、上げ幅を縮小しています。ナスダック100はマイナスに転じてきました。明日の日経平均株価には多少要注意という展開です。
日経平均株価を振り返る
83円高で寄り付いた日経平均株価は、前場ではわずかに弱含む局面も見られたのですが、後場に入ると堅調さを増して、119.89円、1.13%高で大引けとなりました。
10-12月期のGDPは前期比マイナスになるなど、国内要因はマーケットの押し上げ要因にはなりませんでしたが、上海市場の好調な上昇が好感されたとみられます。15日に発表される1月の消費者物価指数の伸び率がコンセンサスを下回りそうだという報道がマーケットを牽引しました。国家統計局による構成項目のウェイト変更という統計上の理由が大きいようなのですが、いずれにしても上海総合指数は2.53%の大幅上昇となっています。
3.01%と急騰したコマツのザラバの動きに上海市場の影響が示唆されているようです。
加えて、GLOBEXの米株先物が堅調な展開を見せたことも、日経平均株価の後場に大きく貢献したとみています。
米国マーケットの動向
ユーロ圏財務省会合が開催される欧州市場ですが、マチマチの小動きです。英国、ドイツ、イタリアがマイナスで推移しています。
対ユーロでドル高に振れている影響もあるのでしょうが、米株先物が軟調に転じています。ダウは+4ドルとかろうじてプラスを維持しています。ナスダック100はー1.25ポイントとマイナスに転じてきました。
今日は重要な経済指標は予定されていませんし、オバマ大統領の予算教書の内容は事前に報道されていると伝えられています。
したがって、今日のダウ平均株価は一休みになる可能性もありそうです。
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