はるるっぴさんのブログ

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四立方程式の謎を解く投資

素人のひとりごと日記です。

 

メモ形式で書いています。

 

株式投資は、株だけ見ていてもわからないと思う。
まして、日本株だけ見ても全くわからないと思う。

 

株式
債券
為替
コモディティ

 

この四立方程式すべてを見ないといけない。

 

テレビなどでたまに金融機関のディーラー(investment dealer)が
パソコンを操作している場面を見ると
パソコンは1台ではない。

 

最低4台

 

やったことがないのでわかりませんが
さらに金利やデリバティブ指数も見て計算しているので
6台はいるでしょう。

 

ピアニストのように操作している。
あとロボットがいる。

 

マーケットを動かしているのは
ピアニストとロボットのイメージもある。

 

以前、ご年配の投資家が電話で
証券会社に株式の買い注文をされていた現場を見たことがある。

 

「○○株のお値段は、今いくらですか?」

 

すると注文を受けた証券会社の担当者が

「現在○○円でございます。」

 

その投資家さんは

「それでしたらその値段で、1000株お願いします。」と注文された。

 

証券会社の担当者から

「かしこまりました。成立すればご連絡いたします。」

 

との回答があったと聞いた。

 

5分くらいしてから、証券会社の担当者から電話があり

「出来ました。金額は○○円でございます。」

 

・・・

 

もうこのような時代ではありません。

 

時代劇でも見ているような気持ちになった。

 

株式投資は、四立方程式すべてを見る必要がある。
さらに複雑なデリバティブの応用問題もある。

 

信用リスクの数字は必ずチェックする必要がある。

S&PのVIX指数先物と株価指数との連動性を見ると
日経平均株価の上値が限定的であると思える。

 

LIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の動向や

信用評価損益率ヒストリカルにも注意したいもの。

 

神のみぞ知る世界がありますが
日経平均10,800円、11,000円を超えると
相当の割高感を感じる。

 

米国株が調整に入れば

日経平均も調整に入るでしょう。

PER(株価収益率)で見ても日本株に割安感はない。

 

QE3があれば、株価はもっと上昇しやすい。
ECB(欧州中央銀行)も我慢していますが、さらに金融緩和をすれば
株価は上昇しやすい。

 

QE3があった場合は、株価は大きく上昇した後、撃沈すると思う。
(金融緩和の臨界点を超える。)

 

まだそこまでは行っていない。
現在は、経済環境の厳しい中での過剰流動性相場が続いている。
今の株価水準で株式投資する長期投資家は、少ない。(リスクが高いので)

 

世界には必ずいる本物の長期投資家が買いそうな
日本の本当にいい会社の株価があまり上昇していない気もする。

 

GS(ゴールドマン・サックス)がVIP顧客向けへの情報の中で
日本株強気の予想を提供していた。

 

わたしが、この情報を聞いたのは、昨年12月中旬頃だったと思う。

(長期投資家の日記なので短期情報は書かないようにしている。)

 

おそらく、強引に株価を吊り上げてくると思ったが
自分たちで買って上げているから
それは上がるでしょうと思っている。

 

最後に押し出されて、買ってくる欧州の年金基金や
個人投資家が買ってくるとき
売り方がギブアップしたとき危ない。

 

GSは、かしこいので株価が本格的に上昇するとは思っていないだろう。
ルービニ教授のバブル&バースト「大いなる不安定」が続く予感がする。

 

多くの専門家が株価の高値を予想して強気になっているようですが


ある専門家に強気になっている一番の理由を聞くと

 

「株価が上昇しているから」

(実際に聞いた言葉は「これだけ株価が上昇していますからねぇ~」)

 

それだけだったりする。

 

グローバル・マネーフローの動きがわからない
みなさん仲良く強気になると
そこが高値になることが多い。

 

(このテクニカルは、一般的なテクニカル分析より当たる。) 

(わたしは、グローバル・マネーフローの構造が複雑なことだけ知っている。)
 

予想をはずしても

 

「みんな言っていたでしょう~」

と逃げることができる。

 

投資家の利益よりも自分自身の保身のほうが大切なようだ。

 

・・・

 

世の中、あやしい雰囲気になると

 

ドル買い(有事のドル買いは、今もあるかもしれない。)
円買い

 

紙の通貨であるドルが信認できなくなれば
「金」などが買われやすい。

 

(ただし、「金」も短期的な波乱は、いつあってもおかしくない。)

 

世の中、平和になってくれば

 

オーストラリアドル
カナダドル
新興国

 

など買われやすい。

 

あとコモディティ

 

今後もコモディティは、買われると思いますが
上昇すればするほど、どこかで暴落する危険性もある。

 

数年前の原油の暴落は記憶に新しい。

 

信用リスク

 

信用リスクと関係するところで、
その動向を注目するところは
ヘッジファンドたち。

 

ヘッジファンドの基本は

 

買いたいときに売り注文を出す。
売りたいときに買い注文を出す。

 

(これだけでも知っておきたい。)

 

証券会社の自己売買にまぎれて
わからない様にもする。

 

複合オプションなど
ややこしいことをしている。

 

ヨーロッパでは、引き続き欧州財政問題が残っている。


ギリシャもアイルランドも実質デフォルト状況にある。

もしも、部分的なデフォルト(何それ~と思うが・・・)が発表されれば
株式、債券、金、ユーロすべてが売られる可能性がある。

 

四立方程式の通りになる。

 

ギリシャは、債務の再編は避けられない。
償還先延ばしや、クーポン減らしなどあるかも。

 

これから、スペインやイタリアも本格的に参加してくるでしょう。

フランス、ドイツも順番待ちになる。


ユーロ圏も不安定は続くと思う。

 

(ユーロは、今後も「買戻し」が出発点で何度か上昇する場面があるだろう。)

(欧州共通債券が発行されれば、一時的に安定するかも。)

 

株式投資で
簡単なところでは
騰落レシオがある。

 

騰落レシオとあまりケンカしない方がよい。

 

騰落レシオが高いときに
証券会社などから
電話がかかってきたりする。

 

「そろそろ、いかがですか~」

 

・・・

 

投資に絶対はありませんが
絶対にやってはいけないことは
各論から入ること

 

「いったい何を買えばいいの~」

 

投資は四立方程式を解かないといけないので
難しいことを再認識したいと思う。

 

自分の実力を客観的に正しく理解し
余裕資金で投資することが基本だと思っている。

 

さらに重要なことは損切を覚えることだと思う。

 

株式投資は損切して
はじめて成功する可能性が出てくる。

 

そして

 

四立方程式の謎を解くのも投資の妙味かもしれない。

 

 

 

 

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