私は海運株が好きなので、けっこうバルチック海運指数(BDI)をチェックします。
海運業界の売上げはコンテナ船とバラ積み船の運賃に大きく左右されます。
BDIは、ドライカーゴを運搬する運賃指標で、 主に石炭、鉄鉱石、穀物などを運ぶバラ積み船の
運賃指標です。 コンテナ船の運賃はDBIとは関係はありません。
コンテナ船の運賃が回復しているのに、BDIはリーマンショック後の最安値を更新しそうなほど下げ続けています。オーストラリアの洪水とかの原因もあるかと思いますが、新興国の需要を
考えるとなんでここまで下げているのかよくわからない。
前置きはこのくらいにして、
・BDIは季節性があり、通常1月がボトムで5月がピークになる。
・中国の需要を考えると、春節明けあたりからBDIが上昇しそう。(上げてます)
海運会社といえば、商船三井、日本郵船、川崎汽船です。そして、BDIが上昇して
一番恩恵を得るのはバラ積み船の比率が高い商船三井だと思う。
ただ、日経平均もこれだけ上がると、今からちょっと買いにくいところ。
なので、日本株は今持っている日本郵船にがんばってもらうとして、本日 中国遠洋(中国株)
を少し買い増ししました。
余談
運賃はケープサイズ、パナマックス、スーパーマックスと船の大きさによって料金が異なります。
当然大きい方が高いのですが、今はケープサイズが一番安い。
なんでかよくわかりません。