11年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比92.2％増の102億円に拡大し、併せて通期の同利益を従来予想の103億円→117億円(前期は82.4億円)に上方修正したことが買い材料。底入れから反転基調の国内ライセンス事業や高成長が続く欧州ライセンス事業が利益を押し上げる。同時に創立50周年記念配5円を実施し、今期の年間配当を従来計画の15円→20円(前期は10円)に修正することや、B種優先株式の55.6％にあたる30万株を取得し消却すると発表したことも買いに拍車を掛けた。株価は一時2600円まで上昇し昨年来高値を更新した。
