ganbarimasuさん
こんばんは。
下記のごとくセラーテムテクノロジー【JASDAQ4330】のように、アイフリーク【JASDAQ NEO 3845】と比べて比較的出来高の多い銘柄も分割後は下落しています。
週間 始値 高値 安値 終値 出来高 調整後終値*
2011年1月31日 19,800 20,780 19,110 19,810 24,659 19,810
2011年1月24日 21,000 22,230 20,820 21,800 22,680 21,800
2011年1月17日 22,500 25,950 20,610 20,780 94,435 20,780
2011年1月10日 22,300 24,000 21,140 22,300 22,743 22,300
2011年1月3日 22,610 23,490 21,640 22,410 18,450 22,410
2010年12月28日 分割: 1株 -> 5株
2010年12月27日 120,000 123,800 22,000 22,550 13,620 22,550
2010年12月20日 115,500 126,600 114,200 118,900 10,815 23,780
アイフリーク【JASDAQ NEO 3845】の場合は、3Qの進捗率が62.6%と、いまひとつであったことが洩れていた可能性もありますが、そもそも昨日・今日と資金が東証一部に流れ、新興にとって今日は地合いが悪かったこともあると思います。
基本的に、昔のように子株が還流してくるまで株式が不足して短期的に分割後に株価が上昇することがなくなって久しくなりましたが、そもそも株式分割は株価に中立であるため、昔のように株価の著しく高い500~1,000万円を超えるような人気のある銘柄の流動性がよくなって少資金でも購入できるため分割後の株価が上昇して「分割をとって良かった」という時代が終わったからであると思います。
株式分割は貨幣のデノミネーションに似ているのではないでしょうか。仮に100分の1デノミを実施すれば、旧100円と新1円は同じ価値を持ち、同じ商品を買うことができるからです。したがい、「株式分割は株価に対して中立要因で、好材料でも悪材料でもない」といわれています。
分割が好材料になるのは、昔のように、【3765】ガンホーオンラインとか【2121】(株)ミクシィなどの高い株に限られていたように思えます^^;