「新日鉄と住金の経営統合で株主はどうなるの?」のつづきです。先ほどは「新日鉄及び住金の株主の方向け」の内容でした。
こちらは、これから株主になる方向けの話です。明日以降、おそらく新日鉄と住金に買い注文が殺到すると思います。株価が値上がりするというだけでなく、出来高が異常に増えることになるでしょう。
ただ、株式市場が形成する「比率」(現時点は、新日鉄と住金は、「1」と「0.67」)は、全くアテになりません。経営統合(合併)を発表するときに比率を出さないケースは、頻繁にでてきます。後日発表するパターンです。
その多くが、経営統合発表直後に2社の株価が急騰し、数日後に落ち着くようになります。出来高も少なくなり、ほとんどの投資家が見向きをしなくなった頃に比率が発表されます。
その発表された比率は、株式市場で取引されているそれぞれの株価と、かなりズレた状態になることが多いです。
ですから、比率が発表されない経営統合のときは、「ただの好材料が出た」のと同じ感覚で取引した方が儲かりやすいのではないかと思います。
もしくは、新日鉄と住金の関連銘柄でデイトレードするのもアリかと。
社名に「新日鉄」や「住金」と付く銘柄(例:新日鉄ソリューションズ、住金物産など)、両社が大株主(20%以上)になっている企業(例:日鐵商事、SUMCOなど)が良いのではないでしょうか。
さらに、ライバルのJFEホールディングスもありますし、鉄鋼業界全体を買うなら、ETFもあります。鉄鋼・非鉄上場投信(1623)などです。
明日は鉄鋼祭りになればいいなと、密かに期待しています。