設備投資関連の指標悪化。
サブプライムによる個人消費低迷を、ドル安による輸出増大で補うシナリオが崩れつつある。
設備投資の悪化が景気低落に備えた一時的なものなのか、米国内需低落を受けた新興国景気の低落による持続的なものなのか不明ですが、後者ならば景気低落持続の可能性大。
中国関係の海運の荷動きが昨年後半から鈍りだしていること、BDI(バルテイックドライカーゴインデックス)が下がりだしていることから後者になっている可能性あり。
ただ、米国企業は在庫過剰、設備過剰の状況でないので(雇用は飽和に近いですが)、景気低落でも底は深くならないように思えます。